前澤友作氏「宇宙で撮影した世界初のNFT」を発行|ブロックチェーンはPaletteを採用


国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の前澤友作氏は2021年12月16日に、宇宙から発行された世界初のNFTとなる「Rendezvous(ランデブー)」というタイトルのNFTを発行したことを発表しました。このNFTは、前澤氏の関連会社である「株式会社ARTTODAY」によって発行されており、基盤のブロックチェーンには「パレット(Palette)」が採用されています。

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世界初のNFT「Rendezvous(ランデブー)」を発行

前澤友作氏は2021年12月16日に、自身が宇宙で撮影した初めての写真をNFTにした「Rendezvous(ランデブー)」というタイトルのNFTを発行したことを発表しました。前澤氏はこのNFTについて『宇宙から発行された世界初のNFTです』とコメントしています。


Rendezvous(ランデブー)は、前澤氏を含めた3名のクルーが搭乗する宇宙船「ソユーズ」が国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする直前にソユーズの左側窓から撮影された写真のNFTとなっており、写真は前澤友作氏が自らの手で「iPhone 12 Pro Max」を使用して撮影したものだと説明されています。

ソユーズは写真撮影時にカリブ海プエルトリコ上空を時速約27,583km/hで飛行していたため、写真内にはISS・ドミニカ共和国・カリブ海の島々などが映されており、作品のメタ情報としては「撮影地の緯度経度高度」など以下のような複数の情報が正確に記録されていると説明されています。

【作品のメタ情報】

  • 北緯18度55分12秒 西経65度18分0秒
  • 2021年12月8日 13時35分35秒
  • カリブ海プエルトリコ上空420km
  • 速度 27,583km/h で飛行中
  • この写真は前澤友作が宇宙から撮った初めての写真です。
  • ソユーズ MS20 – ISS ドッキング直前
  • ISSとの距離40メートル、秒速0.1mでISSヘ接近中
  • ソユーズ MS20内左手窓より撮影
  • 地上にはドミニカ共和国など、カリブ海の島々を捉えている
  • 使用機材: iPhone 12 Pro Max

なお、このNFT作品には「作品の撮影直前に前澤氏が船内の様子を記録した動画ファイル」と「撮影時点の管制官と船長が交信する動画ファイル」が含まれているとのことです。

ブロックチェーンは「Pallet(パレット)」を採用

今回発行されたNFT「Rendezvous(ランデブー)」は、株式会社HashPaletteが開発したNFT特化のブロックチェーンである「Pallet(パレット)」の技術を用いて発行されているとのことで、NFT自体はアートxNFT領域における事業を推進している「株式会社ARTTODAY」が前澤氏に代わって発行しています。

なお、株式会社ARTTODAYは「HashPalette」の代表取締役CEOである吉田世博氏と「スタートトゥデイ」の代表取締役社長である前澤友作氏が共同出資している企業であり、同社は今回のNFTのプロデュースを担当しているとも報告されています。

HashPaletteは今回のNFTでのPallet採用について『クロスチェーン機能による高い流通性、また、独自のガスレス設計が、宇宙におけるアート、エンターテイメント分野での価値創造を地球環境へ負荷をかけることなく継続的に実現できる永続性が評価され、Paletteが採用されている』と説明しており、『NFTのメタデータ保管先として分散型ストレージシステムであるIPFSを採用することで、より恒久的に価値を保存できる仕組みを実現している』ともコメントしています。

なお、今回発行されたNFT「Rendezvous」の詳細や実際の写真・関連動画ファイルなどは、以下のリンク先ページで確認することができます。

>>「ARTTODAY」の公式発表はこちら
>>「HashPalette」の公式発表はこちら
>>「Rendezvous」の詳細はこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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