ビットコインETFに次ぎ年内にイーサリアムETF認可の期待高まる

ビットコインETFに次ぎ年内にイーサリアムETF認可の期待高まる

ブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Inteligence)のシニア・コモディティ・ストラテジストであるマイク・マクグローン(Mike McGlone)氏は、イーサリアム(Ethereum)の将来には「有益な数多くの人参がぶら下がっている」と断言します。同氏は3万5300人のTwitterフォロワーに向けて、「イーサリアム上場投資信託(ETF)が、その存在を確立することは時間の問題だ」とツイートしています。

イーサリアムの建玉、取引量ともETF発行の条件満たす

CoinGeckoによると、イーサリアムの価格は11月9日朝時点で54万円前後を推移しています。その価格は10月21日にこれまでの最高価格の約48万円を上回って以来、着実に上昇しています。

マクグローン氏は「急速に上昇するイーサリアムのオープンインタレスト(未決済建玉)と取引量は、(イーサリアム)ETFの出現が時間の問題であり、価格にプラスの影響を及ぼし、ボラティリティにとってはマイナスであることを示している」との見解です。

同氏はビットコインとイーサリアムの強気相場に触れて「われわれはビットコインやイーサアムに多くの将来性を見ている。米国でのビットコインETFの立ち上げは、大方の投資家にとってより一層有益である」と語ります。

ビットコインETF取引初日は約10億ドルの大商い

プロシェア(ProShares)社が認可された初のビットコインETFである「ProShares
Bitcoin Strategy ETF(BITO)」についてマクグローン氏は、「ビットコインETFの大きな(市場)流入は、累積需用とトレーダーがアービトラージ機会を狙っていることを示すものであり、スプレッドが狭まりボラティリティが低下することになりそうだ」とコメントします。

ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バリチュナス(Eric Balchunas)氏によると、BITOは取引開始の10月19日、総取引量が9億9300万ドルとほぼ10億ドルの大商いを記録しました

マクグローン氏は「ビットコインは金(ゴールド)に似た取引を追跡しているかのようだ」と語り、「ビットコインはスーパーサイクルの中にあり、2022年にはコモディティ取引を凌ぐだろうと」予想しています。

年末までにはイーサリアム先物ETF承認を予測

業界筋によると、アメリカでビットコインETFが認可されたことで、次はイーサリアムETFの出現が期待されています。ETFが認可されれば、イーサリアムの価格は一挙に3倍を付けるだろうとの推測が広がっています。

仮想通貨取引企業GSR USの最高経営責任者(CEO)であるトレイ・グリッグス(Trey Griggs)氏は、イーサリアムETFはすでにSECの評価を満たしていると試算して、今年の年末までには先物ベースのイーサリアムETF が承認されるだろうと予測しています。

イーサリアム(ETH)の価格・相場・チャート

参考
Ethereum in a Clear Bull Market, According to Bloomberg Commodity Strategist – Here’s Why
Ethereum ETF Set For 2022 Plus CME “Micro Futures” Coming In December

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参照元:CoinChoice

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