テックビューロ「CMS:XYMのエアドロップ・新生COMSAのローンチ予定」を発表


テックビューロ株式会社は2021年10月25日に「CMS:XYMトークンのエアドロップをオプトイン形態で開始すること」や「新生COMSAのサービスを2021年度内にローンチすること」を発表しました。テックビューロは「CMS:ETH、CMS:XEM、CMS:XYM」という3種類のCMSトークンの価値最大化を目指した取り組みを進めていくと報告しています。

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「CMS:XYMエアドロップ・新生COMSAローンチ」を発表

テックビューロ株式会社は2021年10月25日に「CMS:XYMトークンのエアドロップをオプトイン形態で開始すること」や「新生COMSAのサービスを2021年度内にローンチすること」を発表しました。テックビューロは「CMS:ETH、CMS:XEM、CMS:XYM」という3種類のCMSトークンの価値最大化を目指した取り組みを進めていくと報告しています。

「CMS:XYMトークンのエアドロップ」では、トークン保有者が事前に参加意思を示すことによって新トークンを受け取ることができる「オプトイン方式」でCMS:XYMトークンが配布されることになっており、トークン保有量を記録する”スナップショット”時のCMS:XEM保有量と同量のCMS:XYMが指定されたSYMBOLアカウントに送付されると説明されています。

「新生COMSAのサービス」は、2021年度内にローンチされるとのことで、3種類のブロックチェーン上で存在するCMSトークン「CMS:ETH、CMS:XEM、CMS:XYM」の全てで、2022年にかけて各種手数料やサービス代金の支払いなどに使えるよう順次対応していくと説明されています。

「CMS:XYMのエアドロップ」について

「CMS:XYMトークンのエアドロップ」は新生COMSAの第1弾プロジェクトとして実施されるとのことで、『XEM保有者にXYMがエアドロップされたのと同様に、既存のCMS:XEM保有者に対してCMS:XYMをエアドロップする』と説明されています(*1)。
(*1)XEM保有者にCMS:XYMが付与されるという意味ではありません。XEMとは異なるCMS:XEMというトークンを保有している人々にCMS:XYMが付与されることになります。

CMS:XYMトークンのエアドロップに参加するためには「メッセージを付記してCMS:XEMが送信できるウォレット」が必要になるとのことですが、取引所側が対応する方針を示した場合には「CMS:XYMを取り扱っている取引所」からでも参加することができるようになるとのことです(CMS:XYMは暗号資産取引所Zaifなどで取り扱われています)。

テックビューロは現在、CMS:XEMの取引サービスを提供している取引所に対して間接的なエアドロップへの対応を依頼しているとのことですが、もしもそれらの暗号資産取引所が『CMS:XYMエアドロップを代行しない』との決定を下した場合には、取引所アカウントでCMS:XEMを保有していてもCMS:XYMを受け取れない可能性があるため注意が必要です。

テックビューロはこの件について『もしも年内スタート予定の新生COMSAでCMS:XYMをいち早く支払い手段として使いたい場合には、取引所がエアドロップを代行しないリスクを踏まえた上で、CMS:XEMトークンをスナップショット期日までに”取引所外のメッセージ機能対応ウォレット”に移してから、自分でオプトイン作業を行うことを強くお勧めする』と説明しています。

「新生COMSAのローンチ」について

新生COMSAは『2022年にかけて同サービス上で利用者が発行したトークンと各種CMSトークンを合わせた全てで流動性向上・価値向上を目指す新たな流通サービスになる』と説明されており、2021年度内にはローンチされる予定だと報告されています。

ここ最近では仮想通貨の認知度向上・新しい仮想通貨関連サービスの登場などによって、続々とトークンやNFTが発行されてきていますが、テックビューロは「トークン発行のハードル」をさらに下げること計画しているとのことで、新たに誕生した「シンボル(Symbol/XYM)」の最先端技術なども活用しながら、ブロックチェーン技術の新たな可能性をより多くの人々に直接利用していただきたいと考えていると説明されています。

テックビューロは公式発表の中で『この数年間でトークンやNFTの発行は身近で簡単なものとなったが、勘違いしてトークン・NFTを発行してしまった場合には、既存または将来制定される各種規制の対象となるリスクがある』と指摘しており、具体例を上げながら以下のように説明を行なっています。

ブロックチェーン黎明期からトークン社会と経済の到来を見込んでいたテックビューロでは、タレントのトレーディングカードをトークンとして発行し、時価総額を競う地上波テレビ番組「BitGirls(ビットガールズ)」を制作するなど、様々な先進的取り組みをして参りました。

それから5年経った2021年、少し技術が理解できるレベルでも簡単にできるぐらい、トークン発行は身近な行為となりました。しかし、それが技術をそのまま使うだけは国内の既存の、もしくは近く制定されるであろう各種レギュレーションの対象となるリスクが出てきます。

例えば、勘違いをして、トレーディングーカードを単なるトークンとして限定100枚だけ発行しNFTと称しても、それは単純に「fungible(代替性)」なものとなってしまいます。それは厳密にはNFTとならず、電子記録移転権利や暗号資産としてみなされ、様々な責任を負わされる可能性があります。

新生COMSAは「できる限り最大の範囲で安全に、暗号資産や電子記録移転権利とならないトークンを発行・流通できるサービス」となるように開発が進められているとのことで、新サービスの基盤としてはテックビューロが5年以上開発投資してきた「mijin 2.0」と同じCatapultコアを搭載したSYMBOLネットワークを採用し、そこで支払いなどさまざまな形で使用できる暗号資産として、テックビューロが発行したCMSトークンなどに順次対応すると説明されています。

なお今回の発表では、既にCMSトークンを取り扱っている取引所については「CMS:XYMのエアドロップ対応」だけでなく「CMS:XYMの取扱い」についても積極的に提言と交渉を行なっていくとも報告されています。

>>「テックビューロ」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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