VenlyとShopifyがNFT販売機能を共同開発、ポリゴン活用

VenlyとShopifyがNFT販売機能を共同開発

ブロックチェーン技術プロバイダーのヴェンリー(Venly)が、ショッピファイ(Shopify)へNFTの発行・販売機能を統合したことが10月20日に分かった。

両社がこのNFT機能を共同開発した。ちなみに7月にShopifyは、ダッパー・ラボ(Dapper Labs)が開発を行うフロー・ブロックチェーン(Flow Blockchain)を活用したNFT販売機能も提供している。

なおこのNFT機能は発行や取引手数料を安価にするため、ポリゴン(Polygon/MATIC)のブロックチェーンを採用しているとのことだ。ちなみに、現在この機能は「Shopify Plus」の事業者を対象に公開されており、ShopifyのNFTベータ版プログラムへの参加を申請することで、利用可能になるとのこと。

またShopifyの加盟店は、この機能をShopify Plusをサブスクライブし、オンラインストアに接続して設定すると、加盟店は独自のNFTを作成し、顧客に販売することができるようになると説明されている。

VenlyのCEO兼共同創業者であるティム・ディエルクセンス(Tim Dierckxsens)氏は次のようにコメントしている。

「私たちのプラットフォームをShopifyと統合し、広範な開発プロセスを経て加盟店からのフィードバックを受けられることを大変誇りに思います。デジタルアセットをより主流にするというShopifyと同じビジョンを共有し、このアプリの共同開発に選ばれたことを光栄に思います。

最大級のweb2プラットフォームにweb3テクノロジーを搭載することで、eコマース業界を革新し、将来世代にも耐えうるものにするための大きな一歩を踏み出しました」

ポリゴンの共同創業者であるサンディープ・ネイルワル(Sandeep Nailwal)氏は発表で次のようにコメントしている。

「この斬新な技術とそれに伴うあらゆるメリットを消費者がより多く利用できるようにすることが、この分野でのNFT普及を促進する鍵となります」

参考:ポリゴン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vadim-Sazhniev

参照元:ニュース – あたらしい経済

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