ポルカドット(DOT)「パラチェーンオークションの日程」を提案|投票受付開始
ポルカドット(Polkadot/DOT)は2021年10月13日に、Polkadotの中心的な役割を果たす”リレーチェーン”に接続される個別のブロックチェーン「パラチェーン」を決定するためのオークションである『パラチェーンオークション』の日程が提案されたことを発表しました。今後はガバナンス投票で日程が決定された後に接続するブロックチェーンが選定され、相互運用が開始されることになります。
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パラチェーンオークションの日程を提案
ポルカドット(Polkadot/DOT)は2021年10月13日に、Polkadotの中心的な役割を果たす”リレーチェーン”に接続される個別のブロックチェーン「パラチェーン」を決定するためのオークションである『パラチェーンオークション』の日程が提案されたことを発表しました。
Polkadotはチェーン間のコンセンサスや取引を行う中心的なプラットフォームである「リレーチェーン」と、リレーチェーンに繋がる独立したブロックチェーンである「パラチェーン」によって構成されていますが、『パラチェーンオークション』はこのパラチェーン枠をどのプロジェクトが使うかを決定するためのオークションとなっています。
パラチェーンへの接続はポルカドットのローンチプロセスの最終段階となっていますが、今回の発表では『ポルカドットはパラチェーンローンチの準備ができている』と報告されています。
ポルカドットの試験的ネットワークである「Kusama(クサマ)」で実施されたパラチェーンオークションでは既にリレーチェーンとパラチェーンの接続が成功しており、ポルカドットのパラチェーン接続に関するコード監査も終了したため、パラチェーン立ち上げの準備ができたと判断されたとのことです。
なお、今回の発表では「パラチェーンオークションの具体的な日程の提案」も公開されており、この日程を確定するためのガバナンス投票受付も開始されています。
第1回オークションは「2021年11月11日開始」を提案
第1回目のパラチェーンオークション実施期間は2021年11月11日〜18日までとされており、入札期間中に不規則に決定されるオークション終了時点でDOT保有量が最も多いプロジェクトがパラチェーンに選出されることになると報告されています。オークション終了時刻が不規則に決定されるのは、入札終了間近のタイミングを狙って落札する「スナイピング」を防ぐ目的があるとのことです。
複数のオークションを1つのグループにした「Batch1」と「Batch2」の予定は以下のように設定されており、Batch1で選ばれたブロックチェーンは2021年12月17日頃に一斉にリレーチェーンに接続される予定だと報告されています(これはガバナンス投票で承認された場合の日程であり、日付は概算だと説明されています)。
【Batch1】
- オークション1:2021年11月11日〜11月18日(終了期間は13日から開始)
- オークション2:2021年11月18日〜11月25日(終了期間は20日から開始)
- オークション3:2021年11月25日〜12月2日(終了期間は27日から開始)
- オークション4:2021年12月2日〜12月9日(終了期間は4日から開始)
- オークション5:2021年12月9日〜12月16日(終了期間は11日から開始)
【Batch2】
- オークション6:2021年12月23日〜12月30日(終了期間は25日から開始)
- オークション7:2022年1月6日〜1月13日(終了期間は8日から開始)
- オークション8:2022年1月20日〜1月27日(終了期間は22日から開始)
- オークション9:2022年2月3日〜2月10日(終了期間は5日から開始)
- オークション10:2022年2月17日〜2月24日(終了期間は19日から開始)
- オークション10:2022年3月3日〜3月10日(終了期間は5日から開始)
なお、クサマではオークション終了時点で順次パラチェーンとして接続されていましたが、ポルカドットでは「Batch」ごとに接続していくとのことで、バグなどが潜んでいる可能性があることを考慮して『ポルカドットに接続されるパラチェーンはクサマで実行されているパラチェーンの総数の75%を超えないようにする』とも報告されています。
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