COTI:カルダノ基盤のアルゴリズム型ステーブルコイン「Djed」発行へ


カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output(IOHK/IOG)」は2021年9月26日に、ADA決済ソリューションなどの開発を手がけている「COTI(コティ)」がCardanoブロックチェーンを基盤としたアルゴリズム型ステーブルコインである「Djed」を発行することを明らかにしました。

こちらから読む:Coincheck、IOSTの誤送金について注意喚起「暗号資産」関連ニュース

裏付け資産を保有するアルゴリズム型ステーブルコイン

Input Output(IOHK/IOG)は2021年9月26日に、ADA決済ソリューションなどの開発を手がけている「COTI(コティ)」がCardanoブロックチェーンを基盤としたアルゴリズム型ステーブルコインである「Djed」を発行することを明らかにしました。

「Djed」は2021年9月27日から2日間にわたって開催された大型イベント「Cardano Summit 2021」で発表されたカルダノ基盤のステーブルコインであり、Djedの公式サイトでは『IOGによって開発され、COTIによって発行される、自律型銀行として機能する暗号化されたアルゴリズムのステーブルコイン』と説明されています。

IOHKの発表によると、Djedはアルゴリズム設計に基づいてスマートコントラクトで価格の安定性を確保するステーブルコインになっているとのことで、『Djedはベースコインのリザーブ(裏付け資産)を保有して、他の様々なステーブル資産やリザーブコインのミント(発行)とバーン(焼却)を行うことで機能する』と説明されています。

また、DjedはCardanoネットワークにおけるトランザクション手数料の支払いにも使用することができるように設計されているとのことで、この利点の1つは『トランザクションコストの予測可能性が上がることで、ユーザーは不安定または法外なガス料金を回避できることだ』と説明されています。

Cardanoの大型アップグレードが実施されたことによって今後はカルダノブロックチェーン上で「分散型金融(DeFi)分散型取引所(DEX)分散型アプリケーション(DApps)」などが数多く公開されていくことになると予想されるため、カルダノ基盤のステーブルコインはそのようなサービスで広く活用されていくことになると予想されます。

COTI開発チームは『ステーブルコインは決済や手数料の支払いなどで多くの暗号資産ユーザーに使われる”キラーアプリ”である』と信じているとのことで、COTIグループのCEOであるShahaf Bar-Geffen氏と、IOHKのCEOであるCharles Hoskinson氏は次のようにコメントしています。

【COTI:Shahaf Bar-Geffen氏】
ステーブルコインのエコシステムは過去数年間で驚くほど成熟しました。ブロックチェーンの参加者は日々のトランザクションにステーブルコインを使用しています。これは、送信者と受信者の場所にかかわらず、金銭的価値がシームレスに取り引きできるためです。私は、CardanoブロックチェーンにDjedステーブルコインを加えることによって、プラットフォームでのトランザクションの決済方法が大幅に改善されると信じています。

【IOHK:Charles Hoskinson氏】
Djedステーブルコインは暗号資産空間のゲームチェンジャーです。業界がすでに桁外れの成長を経験しているときに、まったく新しいオーディエンスを惹きつけます。Djedはフォーマル検証へのこだわりを共有しており、暗号資産市場の価格変動と闘う堅牢なメソッドを証明しています。

>>「Input Output」の公式発表はこちら
>>「Djed」の公式サイトはこちら

ADAを取り扱っている暗号資産取引所ビットポイントの新規登録はこちらからどうぞ。

暗号資産取引所Coincheckの画像


暗号資産取引所ビットポイントの登録ページはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です