暗号資産取引所FTX「NFTを発行・販売できる新機能」を追加
暗号資産デリバティブ取引所「FTX」は2021年9月6日に、同社が提供しているNFTマーケットプレイスで「NFTを発行・販売できる機能」を新たに提供し始めたことを発表しました。同社はこの新機能が追加されてから約8時間で、すでに1,000を超えるNFT作品の申請が行われていると報告しています。
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約8時間で1,000以上のNFT作品申請
FTXは今年6月に「FTX.com」でNFTマーケットプレイスを公開していましたが、先日6日にはこのNFTマーケットプレイスで新たに”NFTを発行・販売できる機能”が導入されたことが明らかにされました。
これによって「FTX.US」と「FTX.com」の利用者は自分のアート作品などのNFTを発行して、マーケットプレイスで販売することができるようになるとのことで、数週間後にはNFTの入出庫も行うことが可能になるとも報告されています。
FTXは本日7日のツイートで『この新機能が追加されてから約8時間で、すでに1,000を超えるNFT作品の申請が行われている』とも報告しています。
Over 1000 NFTs have been submitted to be created on https://t.co/edQRgsBpDG in the ~8 hours since that option went live
— FTX – Built By Traders, For Traders (@FTX_Official) September 6, 2021
「FTX.us」と「FTX.com」ではNFT発行機能が追加されてから約8時間で1,000を超えるNFT作品の申請が行われています。
FTXはこのプラットフォームを公開した際に「Test」と書かれたNFT作品を出品していましたが、このNFT作品には記事執筆時点で10,000ドル(約110万円)の最高入札額がつけられており、オークションの残り時間は1時間48分とされています。
1/1 "test" NFT by artist SBF currently has 23 hours left. https://t.co/R35DbNBEQa pic.twitter.com/R6jwvKndea
— FTX – Built By Traders, For Traders (@FTX_Official) September 6, 2021
NFTマーケットプレイスを立ち上げる暗号資産取引所は世界的に増えてきており、日本ではGMOアダム株式会社が「Adam byGMO」のβ版サービス提供を開始している他、楽天・ビットバンク・ビットフライヤーなどからもNFT市場に参入することが発表されています。
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