「32%が直近6か月以内の仮想通貨の購入に興味」バックト(Bakkt)が調査結果発表
デジタル資産を取り扱うバックト(Bakkt)は9月1日、アメリカに住む2,000人以上を対象とした「米国消費者仮想通貨調査」の結果を発表した。この発表の中でバックトは、過去6カ月の間に仮想通貨を購入しなかった回答者の32%が今後6か月以内に仮想通貨を購入することに興味を持っていることを明らかにした。
仮想通貨購入のハードルはボラティリティと理解
「直近6か月以内に仮想通貨を購入することに興味を持っている」という質問では、「とても興味がある」が10%、「多少興味がある」が22%だった。この2つの合計で32%となっている。残りの回答は「何とも言えない」21%、「全く興味がない」が25%だった。「とても興味がある」と「多少興味がある」の合計を年齢別に見ると、18-29歳で37%、30-44歳で37%、45-60歳で28%、60歳以上が19%だった。
またバックトは、「仮想通貨の購入における最大に課題は何か」という質問も行っている。この質問に対して、回答者の32%が「ボラティリティが高すぎる」、24%が「どこから始めてればいいのか分からない」と答えた。
仮想通貨取引所選びで重視するのはコストや使いやすさ
「仮想通貨をプラットフォームで購入するときに最も重要視するものは何か」という質問に対しては、「コストと手数料」という回答が27%で最多だった。他の回答は「使いやすさ」26%、「認可された事業者」21%となっている。
仮想通貨に対する信頼についての質問では、「とても信頼している」9%、「ある程度信頼している」21%と合計で30%となった。これに対して、「あまり信頼していない」20%、「全く信頼していない」17%だった。年齢別に見ると、18-29歳が「とても信頼している」「ある程度信頼している」合計で36%、30-44歳では35%、45-60歳では22%だった。
【参照】
Bakkt U.S Customer Crypto Survey
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文:かにたま
参照元:CoinChoice