ビットバンク:資金洗浄対策で「Chainalysisの取引モニタリングシステム」を導入
暗号資産取引所「bitbank(ビットバンク)」は2021年8月26日に、マネーロンダリング・テロ資金供与対策を強化することを目的として、米国のブロックチェーン分析企業「Chainalysis(チェイナリシス)」が提供しているリアルタイム取引モニタリングサービス「Chainalysis KYT」と、調査ソフトウェア「Chainalysis Reactor」を導入することを発表しました。
こちらから読む:RIZIN、IOST活用したNFTマーケットプレイス公開へ「国内ニュース」
疑わしい資金移動のリアルタイム検知・調査が可能に
bitbank(ビットバンク)は2021年8月26日に、マネーロンダリング・テロ資金供与対策を強化することを目的として、米国のブロックチェーン分析企業「Chainalysis(チェイナリシス)」が提供しているリアルタイム取引モニタリングサービス「Chainalysis KYT」と、調査ソフトウェア「Chainalysis Reactor」を導入することを発表しました。
Chainalysis(チェイナリシス)はブロックチェーン・データ・プラットフォームを提供している米国の大手ブロックチェーン分析企業であり、世界60ヵ国以上の政府機関・暗号資産事業者・金融機関・サイバーセキュリティ会社などにデータ・ソフトウェア・サービス・リサーチを提供しています。
同社が提供しているツールは不審な仮想通貨取引などを追跡することができるように設計されているため、今回ビットバンクに「Chainalysis KYT」と「Chainalysis Reactor」が導入されることによってビットバンクはユーザーの入出金に対するモニタリング体制をより一層強化することができるとのことで、資金洗浄・テロ資金供与などに関する疑わしい資金移動をリアルタイムで検知・調査することが可能になると説明されています。
また、ビットバンクは『金融市場における暗号資産取引の透明性を高めることで、金融機関や政府機関がその実態にアクセスしやすい環境を整備し、暗号資産に対する共通理解を促進することを目指す』とも説明しており、『暗号資産の普及促進のために今後も様々な活動を行なっていく』と説明しています。
Chainalysisのブロックチェーン分析ツールはその他の暗号資産取引所にも導入されており、先月20日には暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」もビットバンクと同様のツールを導入したことを発表しています。
こちらの記事も合わせてどうぞ