米投資家で実業家のロバート・キヨサキ氏がビットコイン(BTC)の買いを勧める理由

米投資家で実業家のロバート・キヨサキ氏がビットコインの買いを勧める理由

米個人投資家、実業家であるロバート・キヨサキ(Robert Kiyosaki)氏は最近のインタビューで、米国市場に大きなオーバーホールの時が到来すると予測し、保身のため金(ゴールド)、銀(シルバー)、そして自らもその支持者であるビットコイン(BTC)を購入すべきだと語ります。「金持ち父さん貧乏父さん(Rich Dad Poor Dad)」シリーズの著書でも有名なキヨサキ氏は同時に、米ドルを増刷して米国経済を危機に陥れているのは、連邦準備制度理事会(FRB)であるとも批判しました。

ビットコイン(BTC)価格が半減するクラッシュは投資家のチャンス

キヨサキ氏は近く到来すると予測する市場クラッシュをツイッター上(6月28日)で警告して、「クラッシュに備える最善の時期は、クラッシュ直前である。世界の歴史上最大のクラッシュがやってくる。もっと金や銀を買いたまえ。ビットコイン価格は2万4,000ドルまで下落するのを待ちたまえ。クラッシュは富を蓄積する最善の時である」と呼び掛けました。

過去2カ月、ビットコインの時価総額は何回か衝撃的な下落を見て、4月中旬に約6万4,000ドルを付けた新高値を記録した後、ほぼその価値が半減しました。多くの金融アナリストは、この相場下落に恐怖と懸念を表明しました。そんな時期にキヨサキ氏は、プロフェッショナルと新規の両投資家にとって大きなチャンスだと考えます。

キヨサキ氏は、ツイッターに過去数カ月の間にビットコインに関する投稿をしています。

「ビットコインがクラッシュしている。吉報だ!ビットコイン価格が2万7,000ドルを付ける時が来れば、私は再度ビットコインを買い集めよう。それは世界のマクロ環境に大いに依存するだろう。問題は金や銀ではないし、ビットコインでもない。問題は政府、連邦準備制度(Fed)、ウォールストリートが無能なことである。金の価格は2000年に300ドルに過ぎなかったかを思い起こそう」(5月30日)

不況の到来を予測、金やビットコインの追加購入を推奨

キヨサキ氏はまた、Fedが2020年に失った資金を償うため、今後数カ月あるいは数年かけて、金利を上げるのではないかと警告します。同氏によると、このような政策は、米国の生活様式に極めてマイナスな影響を与えることになりそうです。その中で貴金属や仮想通貨が、個人の家計の安定化につながる可能性があり、同氏は次のようにツイッターに(6月28日)投稿しました。

「Fedは、ドル安による債務を支払うため、インフレーションを歓迎する。Fedはそのため金利を上げることになり、結果として株式、債券、不動産そして金(ゴールド)相場がクラッシュする。最大の問題は、ベビーブーマー世代の退職である。社会保障、メディアケアそしてアメリカ(米国社会)は崩壊する」。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

参考
Robert Kiyosaki: A Market Crash Is Coming… Buy BTC

【こんな記事も読まれています】
ビットコイン(BTC)法定通貨化でエルサルバドルはどうなる?マイニング参入や利用増加がもたらす未来
「6月の現物取引の取引量が51.6%減」デジタル資産リサーチのクリプトコンペアが発表
ビットコインETFが承認された場合の市場への影響は?

参照元:CoinChoice

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です