UUUM子会社:NFTマーケットプレイス「HABET」公開へ|人気YouTuberも多数参加
YouTuber関係のレーベル会社である「UUUM」は2021年7月14日に、同社が100%出資する連結子会社「FORO株式会社」がデジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」のベータ版を2021年夏にリリースすることを発表しました。HABETのクリエイターパートナーの中には「HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズ」などの人気YouTuberも含まれています。
こちらから読む:GMOコイン、国内初コスモス(ATOM)取扱い開始「国内ニュース」
HABET(ハビット)とは?
HABET(ハビット)は、2021年6月に設立された「FORO株式会社」が開発を進めているデジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイスです。
FORO株式会社は「HIKAKIN、SEIKIN、はじめしゃちょー、Kazu、フィッシャーズ、水溜りボンド、HIMAWARIちゃんねる」などといった様々な人気YouTuberが所属するレーベル会社「UUUM(ウーム)」が100%出資する連結子会社であり、UUUMの代表取締役社長CEOである鎌田 和樹氏が代表取締役社長を務めています。
ハビットは「クリエイター・インフルエンサー・アイドル・アスリート・アーティスト・ゲーム・アニメ」などといった幅広いジャンルの人物やキャラクターのデジタルトレーディングカードを発行・売買・閲覧することができるように設計されています。
NFTカードの種類は「ユニーク・シリアル」の2種類
ハビットの利用者は、世界に1枚しか存在しないユニークカード「ユニーク」と、10枚・50枚・100枚などのセットで発行されるシリアル番号付きのカード「シリアル」の2種類を発行することができるようになっており、販売方法は「定額販売・抽選販売・オークション販売」の3種類から選ぶことができるようになっています。
カードには「映像・音声・画像・URL」などのデータを添付することができ、カードオーナーがデータを公開した場合にはカード所有者以外もカードを閲覧することができると説明されています。
次世代ブロックチェーン技術「HAZAMA」を活用
ハビットで発行されるNFTカードは、株式会社IndieSquareが開発した次世代ブロックチェーン技術「HAZAMA」を用いて発行・売買されます。一般的なNFT取引では仮想通貨を用いて取引が行われますが、HABETは独自技術を採用しているため「クレジットカードによる法定通貨決済」に対応、NFT発行手数料も0円となっています。
このような仕組みを採用しているハビットは暗号資産について詳しく知らない方でも手軽に使用することができるようになっており、仮想通貨を動かすための電力も必要としないため環境にも優しい仕組みになっていると説明されています。
プラットフォーム手数料の一部は寄付
ハビットは「Yahoo!ネット募金」と連携してプラットフォーム手数料の一部を寄付する仕組みを採用しているため、HABETプラットフォームの利用は環境・社会への貢献にもつながると説明されています。
HABETで発行されるNFTカードのイメージ(画像:UUUM)
「HIKAKIN、はじめしゃちょー」などのYouTuberも参加
HABET(ハビット)は様々なクリエイター・アーティスト・ブランド・企業を「コンテンツパートナー」として迎え、特別な瞬間を収めた素材・未公開素材・新規オリジナルコンテンツなどといった特別で貴重なコンテンツを『HABETトレーディングカード』として提供していくことを予定しています。
コンテンツパートナーの中には「HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズ、のばまん、わんこそば」などの人気YouTuberも含まれており、今後も新たなコンテンツパートナーを続々と発表していく予定だと報告されています。
【コンテンツパートナーの一部(五十音順)】
- カルチュア・エンタテインメント株式会社(ネコ・パブリッシング)
- 株式会社クオン
- CYBERJAPAN DANCERS
- 株式会社TBSホールディングス
- 株式会社Dリーグ
- 株式会社電通
- 株式会社美少女図鑑
- 株式会社PPエンタープライズ
- 山中慎介(第29代WBC世界バンタム級王者)
- YouTubeクリエイター(HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズ、のばまん、わんこそばなど)
- ユニバーサル ミュージック合同会社
- 吉本興業株式会社
- 株式会社R・I・P
「FORO株式会社」の代表取締役社長である鎌田 和樹氏は『HABET(ハビット)のリリース』について次のようにコメントしています。
UUUM(FORO親会社)を創業した2013年より、クリエイター、インフルエンサーのサポートに取り組むとともに「個人がメディアになる時代」を提唱し続け、実現の先に「個人経済圏」の形成にも貢献してきたと考えております。そして「個人経済圏」において、個人の発信やアクションは、すべて「コンテンツ」となり得ます。この個人発信の「コンテンツ」をより活性化させる上で、「NFT」との親和性が非常に高いと考えております。
数年前より本件の構想を進めてきましたが、2021年以降、NFT技術の進化とともに企画が加速し、NFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」として今夏のオープンを迎えることとなりました。今後も幅広いコンテンツパートナー様とともに、新たなコンテンツ市場拡大に取り組んでまいります。
>>「UUUM」の公式発表はこちら
>>「HABET」の公式ウェブサイトはこちら
こちらの記事も合わせてどうぞ