三菱UFJモルガンスタンレー証券、DTSのマネロン等対策システム「AMLion」採用
2021-06-21
三菱UFJモルガンスタンレー証券、DTSのマネロン等対策システム「AMLion」採用
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が大手システムインテグレーターのDTSが提供するマネーロンダリング対策およびテロ資金供与対策(AML/CFT)のシステム「AMLion(アムリオン)」を採用したことをDTSが6月18日に発表した。
「AMLion」はアンチマネーロンダリングの国際基準に準拠し、関連業務を幅広くサポートするパッケージシステムで、その取引モニタリング機能は、既に複数の金融機関に導入されており、FATF審査対策ソリューションとしての実績を持つ。なお今回は国内証券会社における「AMLion」の採用の初となるとのことだ。
三菱UFJが「AMLion」を採用した背景について、DTSのリリースでは「三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、金融機関としての社会的責任と、国内外のステークホルダーからの要請に鑑み、既にAML/CFT対策として、取引モニタリングやIPモニタリングを実施しています。
しかしながら昨今の金融犯罪の拡大、特にインターネット経由での新たな脅威の増加に加え、最近の国内外のFATF審査の傾向から、取引モニタリング業務の更なる高度化が必要と考え、同社は国際基準を満たしつつ、個別の高度化要件にも柔軟に対応できるDTSのAMLionの取引モニタリング機能の採用を決定しました」と説明されている。
なお三菱UFJモルガン・スタンレーでの「AMLion」本番稼働は2022年1月を目指しているとのことだ。
参考:DTS
デザイン:一本寿和
images:iStocks/designer491・dalebor
参照元:ニュース – あたらしい経済