GMOトラスト、GYEN取引停止について現状を報告
GMOトラスト、GYEN取引停止について現状を報告
GMOインターネット株式会社の連結会社で米国の現地法人であるGMO-Z.com Trust Company(GMOトラスト)が、同社発行のステーブルコインGYENの取引停止に関する現在の状況を5月21日発表した。
GMO Trust remains actively engaged in addressing the events which led to the trading halt on Binance. We will keep you informed on the progress.https://t.co/R8i0R9wfnU
— GMO-Z.com Trust Company (@GMOTrust) May 21, 2021
GYENはGMOトラストが発行する日本円にペッグしたステーブルコインだ。GYENは5月5月12日午前7:00(世界協定時間)より大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)にて取引開始をしたが、「GYENの価格の流動性の不足と異常なボラティリティ」を理由に5月12日AM11:15(世界協定時間)に取引を停止。その後取引停止の状況が続いている。
リリースによるとGMOトラストはBinanceと協力して、将来的に同様の取引停止が起こらないようにするための対策を講じているとのこと。またGYENに対する需要を常に満たすことができるよう、市場のパートナーと緊密に協力しているとした。
編集部のコメント
GYENローンチの際のリリースによるとGYENは(1)価格の安定性(2)流動性の高さ(3)イーサリアム技術を採用の3つを特徴としているとのことです。価値の裏付となる資産の証明は、独立した監査法人による監査レポートを通じて毎月開示するほか、セキュリティと透明性はGMO Trustが直接「GYEN」および「ZUSD」の発行・換金を行うため、手数料を抑えながら向上が図れるとのことです。
参考:GMOトラスト
(images:iStocks/Dmytro-Rohovyi)
参照元:ニュース – あたらしい経済