米メトロマイル:自動車保険で「ビットコイン」に対応|10億円相当のBTC購入も予定
デジタル自動車保険サービスを提供しているナスダック上場企業「Metromile(メトロマイル)」は2021年5月6日に『2021年第2四半期に1,000万ドル(約11億円)相当の仮想通貨ビットコイン(BTC)を購入し、保険料の支払い・保険金の受け取り方法として暗号資産を採用すること』を発表しました。
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ビットコインを購入し、決済手段としても採用
デジタル自動車保険サービスを提供しているナスダック上場企業「Metromile(メトロマイル)」は2021年5月6日に『2021年第2四半期(4月〜6月)に1,000万ドル(約11億円)相当の仮想通貨ビットコイン(BTC)を購入し、保険料の支払い・保険金の受け取り方法として暗号資産を採用すること』を発表しました。
保険会社が保険料の支払い・保険金の受け取り方法として暗号資産を採用するのは今回が初だと報告されており、『メトロマイルは暗号通貨決済への対応がより公平な保険への取り組みにつながると信じている。仮想通貨が主流になり、消費者の資産の重要な一部になるにつれて、保険契約者の財務的な回復力を促進すると考えている』と説明されています。
Metromile(メトロマイル)は走行距離に基づいて保険料を設定する仕組みを採用している米国のデジタル保険プラットフォームであり、公式発表の中では『一般的な自動車保険会社と比較して、年間平均47%の節約効果が得られることが特徴だ』と説明されています。
メトロマイルの最高経営責任者(CEO)であるDan Preston(ダン・プレストン)氏は、仮想通貨決済の採用について『私たちはドライバーに保険料を47%節約できる機会を与えることから始めたが、現在は人々が望む方法で支払うことができる柔軟性を提供したいと考えている』とコメントしています。
メトロマイルは、ドライバーが保険の支払い方法をコントロールできるようにします。私たちはドライバーの皆様に1マイルあたりの支払いで、年間平均47%節約できる機会を与えることから始めました。現在私たちは『人々が望む方法で支払うことができる柔軟性を提供したい』と考えています。
私たちは、ブロックチェーン技術がもたらす変革の可能性を信じています。分散型金融や暗号資産への移行が保険サービスに長期的なメリットをもたらすかはまだ分からないものの、保険料と保険金の支払いオプションとしてビットコインを採用することは、重要な最初のステップになると信じています。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産に大手企業が投資する事例は続々と増えてきており、先日はラテンアメリカ最大のeコマースプラットフォームである「Mercado Libre(メルカド・リブレ)」が、2021年第1四半期に780万ドル(約8.5億円)相当のビットコインを購入したことなども明らかにされています。
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2021年5月7日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月26日に510万円付近まで下落したものの、その後は徐々に回復しており、2021年5月7日時点では「1BTC=6,131,200円」で取引されています。
2021年2月6日〜2021年5月7日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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