米大手暗号資産取引所「コインベース」NASDAQに上場|株価は一時430ドルを記録


米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は現地時間2021年4月14日に、予定通り大手証券取引所「NASDAQ(ナスダック)」に直接上場を果たしました。コインベース株(COIN)の価格は上場直後に430ドル(約46,800円)付近まで上昇したものの、その後は310ドル(約33,750円)まで急落しており、記事執筆時点では328ドル(35,700円)で推移しています。

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COIN価格:上場直後に一時「430ドル」を記録

Coinbase(コインベース)は現地時間2021年4月14日に、予定されていた通り米国の大手証券取引所「NASDAQ(ナスダック)」に直接上場を果たしました。コインベース株のティッカーシンボルは「COIN」となっています。


NASDAQ(ナスダック)が上場前に公開したコインベースの参考株価は「1口あたり250ドル(約27,220円)」となっていたものの、COIN価格は上場直後に430ドル(約46,800円)付近まで上昇しました。

しかしその後は310ドル(約33,750円)まで急落しており、記事執筆時点では328ドル(35,700円)で推移しています。上場後の価格急落は見られたものの、現在の価格は参考株価よりも高い価格となっており、上場前のプライベートマーケット価格(約343ドル)に近い価格となっています。

2021年4月15日 コインベース株の1分足チャート(画像:Tradingview)2021年4月15日 コインベース株の1分足チャート(画像:Tradingview

コインベースの評価額は上場前の時点で900億ドル〜1,000億ドル(約10兆円〜11兆円)とされていましたが、実際の上場後の時価総額は一時的に1,120億ドル(約12兆2,000億円)を超えました。

CoinbaseのCEOであるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は2021年4月14日の発表で『本日の上場は大きな節目であるが、今私たちの目の前にある日々ほど重要ではない』と述べた上で『コインベースは”世界で経済的自由を高める”という重要なミッションを持っている。この目標を達成するために今後も多くの努力を行なっていく』とコメントしています。

コインベース株への関心は世界的に高まっており、今月12日には「マネックス証券」もコインベース株の取扱いを発表している他、先日14日には大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」もトークン化されたコインベース株である「Coinbase Stock Token(COIN)」の取引サービスを開始すると発表しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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