ビットコイン(BTC)ユーザーは4年以内に10億人に達し、市場規模は倍増へ
ブロックチェーン・アナリストのウィリー・ウー(Willy Woo)氏は、ビットコイン(BTC)ユーザーが予想より早く10億人に達するだろうと語ります。またゴールドマン・サックスの元幹部だったラウル・パル(Raoul Pal)氏は、 暗号資産(仮想通貨)市場は遠からず2倍の規模に膨れ上がると予測しました。仮想通貨市場の可能性を強調する2人の見解を詳しく見てみましょう。
4年以内に10億人がビットコイン(BTC)保有の可能性
ウー氏は金融メディアプラットフォーム「Real Vision Finance」とのインタビューに応えて、ビットコインが予想より早い4年以内に世界人口の大きな部分(10億人)の財布の中に納まっていることを予測して、「われわれは現在、向こう4年でビットコインを資産として受け入れる途上にある」と語りました。
同氏によると、ビットコインはまだ初期段階にありますが、数年後には指数関数的な成長を目撃するだろうと予測します。2005年にはFacebookの利用が始まり、その2年後にはiPhoneが出現、インターネットが1994年に出現して地球上のすべての人に利用される状況を見ると、金融システムが4年以内に大きな変化を遂げるとの予測は必ずしも夢ではありません。
ビットコイン(BTC)時価総額は2,3カ月後倍増の予想
ウー氏は巨大なテクノロジー企業であるウーバー(Uber)やアマゾン(Amazon)などが、わずかか数百万ドル開業資金から発して、 数百億ドルのIPO(新規上場)企業になったことを例に挙げて、ビットコインの軌跡を次のように説明しています。
「これらのタイプの利益の上げ方は、新しいテクノロジーの開始に当たっては極めてよくあることだ。今言える唯一の差異は、ビットコインは自由な取引で値決めすることで始まり、世界のすべての人は小売販売利用が可能になり、最初からその資産購入の利用権を得たことであった」
一方、ゴールドマン・サックスの元幹部で、グローバル・マクロ・リサーチ(Global
Macro Research)の最高経営責任者であるラウル・パル(Raoul Pal )氏はツイッターに、仮想通貨市場の時価総額は1.8兆ドルという過去最高額に達したばかりだが、2,3カ月後には倍増するだろとの大胆な予測をしています。
時価総額10兆ドルはゴールドと同様の市場規模に
英国で超人気のインフルエンサーであるピーター・マコーマック(Peter McCormack)氏とのインタビューでパル氏は、ビットコイン時価総額が1兆ドルを超えれば、市場に大量のマネーが流れ込むと予想して、「われわれが目撃しているものは、市場価格のサイズで首位を行く1兆ドルというとてつもない額の時価総額である。10兆ドルでは、資産のサイズで言えば金と同等で、より広い市場となってより多くの参加者が参入できる」と述べています。
より規模の大きい市場が投資家にとってどのような意義があるかについて、パル氏は次のように語っています。
「機関投資家にとって、受け入れ(採用)、規制、時価総額とは何かということでありその規模が大きくなればそれだけ、時価総額は購入のために利用可能になり、価格より大きな意味を持つことなる」。
参考
・On-Chain Analyst Willy Woo Predicts 1,000,000,000 People To Adopt Bitcoin
・Entire Crypto Market About To Double in Size According to Macro Guru Raoul Pal – Here’s When
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参照元:CoinChoice