Twitterでビットコインを少額送金「Bottlepay」がサービス提供開始
Lightning Network(ライトニングネットワーク)を活用したビットコイン決済サービスを提供している英国企業「Bottlepay(ボトルペイ)」は、Twitter(ツイッター)を利用して少額のビットコインを送受信することができる機能の提供を開始しました。
こちらから読む:Coincheck NFT(β版)3月24日公開へ「暗号資産」関連ニュース
Twitterアカウントで「BTCの少額送金」が可能に
ビットコイン決済サービスを提供している「Bottlepay(ボトルペイ)」はTwitter上でビットコインを少額送金することができる機能の提供を開始しました。なお、同社は2020年2月に「NYDIG」などから1,500万ドル(約16億円)の資金を調達した企業でもあります。
Bottlepayが提供を開始した機能は「Twitterアカウント」を「Bottlepayプロファイル」と紐付けることによって利用できる仕組みになっており、ビットコインを送金する際にはTwitter上で『@bottlepay(送金元) send 1,000 sats to @twitteruser(送金先)』といった文章をツイートするだけで瞬時に送金することができると説明されています。
なお、送金先のTwitterアカウントがBottlepay利用者でなかった場合には、支払いが7日間保留されることになり、ボット側は「詳細が記載された共有可能なURL」を用いて対応を行うとされています。
「Bottlepay」のサービスは少額のBTCを安い手数料で瞬時に送金することができる「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」の技術を用いて構築されているため、利用者は少ないBTCを瞬時に送金することが可能となっています。
公開後1ヶ月で「240万ドルの送金」を処理
2021年2月10日にリリースされた「Bottlepay」のサービスは現在ベータ版として提供されており、これまでマーケティング活動などは行われていなかったものの、公開から約1ヶ月の時点で既に2万人のユーザーに利用されており、取引された金額は240万ドル(約2億6,100万円)にのぼるとされています。
このサービスでは英国居住者限定でポンドなどの法定通貨もサポートしているとのことですが、今後はビットコイン意外の多くの通貨もサポートされる予定で、「Reddit(レディット)」や「Discord(ディスコード)」などといった他のソーシャルメディアと連携して少額決済を普及させることも計画されていると伝えられています。
BottlepayのCEOであるMark Webster(マーク・ウェブスター)氏は『Bottlepayのソーシャルビットコイン決済は、これまでの不恰好で時代遅れの決済システムをアップデートするものであり、これによってよりスムーズかつ簡単に取引を行うことができるようになる』と語っています。
こちらの記事も合わせてどうぞ
ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な暗号資産を取り扱っている暗号資産取引所Coincheckからどうぞ。