Aker ASA:ビットコイン特化の投資部門設立「1BTC=数億円到達の可能性もある」と予想


石油関連事業で巨額の資産を築いたノルウェーの億万長者Kjell Inge Roekke(シェル・インゲ・レッケ)氏が率いる投資会社「Aker ASA」は2021年3月8日に、ビットコイン関連プロジェクト・企業への投資を専門とする新会社「Seetee AS」を立ち上げたことを発表しました。レッケ氏は『BTCは新しい金融構造における中核となる可能性を秘めている。もしそうなれば1BTCの価値は数百万ドルになるかもしれない』と語っています。

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ビットコイン特化の投資部門「Seetee AS」設立

「Aker ASA」は2021年3月8日に、ビットコイン関連企業・プロジェクトへの投資を専門とする新会社『Seetee AS』を立ち上げたことを発表しました。同社はノルウェーのオスロ証券取引所に上場している企業であり、石油関連事業で巨額の資産を築いたノルウェーの億万長者Kjell Inge Roekke(シェル・インゲ・レッケ)氏が率いていることでも知られています。

「Seetee AS」には5億ノルウェー・クローネ(約63億円)が初期投資資金として充てられるとのことで、これらの資金はビットコイン関連プロジェクトや企業への投資に利用されると報告されているほか、少額決済などといったビットコインエコシステム全体に焦点を当てていくことが説明されています。

また、ビットコインマイニング事業を立ち上げる計画があることも報告されており、マイニング分野ではビットコイン関連の様々なサービスを提供している「Blockstream(ブロックストリーム)」と提携したことも報告されています。

Seeteeの公式サイトには『ビットコインは私たちの資産である』と記されており、『最初に購入したのは1,170BTCで、私たちの戦略はHODL(長期保有)することだ』と説明されています。

ビットコイン「次世代金融の中核」となる可能性

「Aker」の会長兼オーナーであるKjell Inge Roekke(シェル・インゲ・レッケ)氏は、株主向けの書簡の中で『ビットコインは依然として無価値になる可能性があるが、新しい金融構造における中核となる可能性も秘めている』と述べており、『もしそうなれば1BTCの価値は数百万ドル(数億円)になるかもしれない』と語っています。

また、同氏は仮想通貨業界で頻繁に囁かれている『既存の金融システムが混乱に陥った場合には、仮想通貨が最善の防衛策になる』という考えも支持しており、『方向性は明確だ。金融の混乱は化石燃料が混乱するのと同じくらい確実に訪れる。問題はそれが起こるかどうかでなく、いつ起こるかだ』と語っています。

Kjell Inge Roekke(シェル・インゲ・レッケ)氏は推定54億ドル(約5,870億円)相当の純資産を有するノルウェー2位の億万長者として知られていますが、ビットコインはその他の有名な億万長者の人々にも支持されており、今年2月にはメキシコで3番目に多くの資産を有する実業家Ricardo Salinas Pliego(リカルド・サリナス・プリエゴ)氏がTwitterのプロフィール欄に『#Bitcoin』の文字を追加しています。

>>「Aker ASA」の公式発表はこちら
>>「Seetee AS」の公式サイトはこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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