DeFi(分散型金融)のガバナンストークンはファンダメンタルズ分析できる
DeFiのガバナンストークンの価格が高騰
DeFi(分散型金融)のガバナンストークンの価格が高騰しています。ガバナンストークンとは各DeFiプロトコルの紐づく議決権を表すトークンです。多くのプロトコルが議決権をコミュニティに配り、分散化を目指しています。そしてコミュニティがプロダクトを保有してDAO(自立分散組織)となることを多くのDeFiプロジェクトが掲げています。
AaveやSynthiexなどは時価総額20位圏内に位置して、ブロックチェーンのネイティブコインを上回るパフォーマンスを見せています。マーケットがDeFiの可能性に注目して、トークン価格も値上がりしている格好です。あえて理由を挙げれば、クリプト界における「実需」評価とも考えられます。
例えば手数料は、実際に取引等の利用が無ければ発生しない部分です。Uniswap V2やSushiSwapなどの取引手数料収入は、今ビットコインやイーサリアムに次ぐ規模になっており、この手数料収入はプロダクトをさらに改善されるために利用されるたり、トークンホルダーに還元されたります。
重要な指標のTVLや取引ボリューム
TVL(そのスマートコントラクトにどれだけの資金がロックされているか)や取引ボリュームなどの指標も重要です。DeFi全体でのTVLは約3.4兆円の規模になっています。また、プロトコル別のTVLを見ると、そのTVLのランキングは該当するガバナンストークンの時価総額順位と一定の相関が見られることも明らかです。
参照:DEFI PULSE
DeFiのガバナンストークンはファンダメンタルズ分析可能
DeFiのガバナンストークンは上述した指標から、ファンダメンタルズ分析のようなことが可能です。各プロトコルがどの程度手数料を稼いでいるか、手数料を稼いでいないくても(手数料ゼロでも)どれだけグロースしているかは株式を評価することと近しい概念です。
つまり今までは、チームや投資に参加するVC、提携先やビジョン等のいわゆる「将来性」がチェーンの評価だった訳ですが、最近ではついに実際に動き使われるプロダクト実需にマーケットの評価が移行してきたと言えます。
ガバナンストークンはプロダクトに価値がなければ当然無価値ですが、実利用と需要があり収益性あるプロダクトならばその限りではありません。収益はスマートコントラクトにプールされて、開発費用も捻出でき分配も可能、またメンテナンスもでき、このサイクルが回ればトークンの価値はおのずとついてきます。
株式と大きく異なる点があるとしたら2つでしょう。それぞれのトークンは議決権と配当だけでなく個別にさまざまな機能を持っている可能性があること、もう1つはコミュニティの質も重要な要素となる点です。これをあえて株式会社に当てはめるのであれば、どんなチームや従業員かを見て投資する必要があるということです。DAOでは、分散が進めば進むほどコミュニティがチームや従業員に近い機能になります。
このような背景からDeFiのガバナンストークンはファンダメンタルズ分析可能です。トークンの成長性を個別に分析することがリターンにつながることもあるでしょう。
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参照元:CoinChoice