JCB×カウリー「トークンと暗号資産・ブロックチェーンの相互接続」に関する実証実験実施


JCBは2021年1月25日に、ブロックチェーン決済システムの開発やコンサルティングなどを手がけている「カウリー株式会社」と協力して『カウリーチェーンを用いたトークンと既存の暗号通貨や他のブロックチェーンとの相互接続に関する実証実験を実施したこと』を発表しました。

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「カウリーチェーンを用いた相互接続の実証実験」を実施

JCBは2021年1月25日に、ブロックチェーン決済システムの開発やコンサルティングなどを手がけている東京都渋谷区の会社「カウリー株式会社」と協力して『カウリーチェーンを用いたトークンと暗号資産やその他ブロックチェーンの相互接続に関する実証実験』を実施したことを発表しました。

「カウリーチェーン」について

「カウリーチェーン」はカウリー株式会社が開発した独自のブロックチェーンであり、ビットコインなどの一般的なブロックチェーンが複数人で時間をかけて行なっていた取引の確定作業を”発行者が管理するサーバのみ”で行うことによって、取引の確定作業を瞬時に行うことができるようにしています。

このブロックチェーンは、ブロックチェーンが有する透明性や強固な相互監視のメリットは享受しつつ、新規の取引確定は”部分的に中央集権化する仕組み”を採用することによって、即時決済を可能にしていると説明されています。

「実証実験の目的」について

JCBとカウリーは『今後IoT決済やシェリングエコノミーが普及するにつれて、地域レベル・コミュニティレベルで”様々な価値を置き換えたトークン”のニーズが高まり、”異なる経済圏同士でトークンを交換できる環境”の重要性も増していく』と予想しており、そのようなことを考慮した上で「トークンを相互に利用できるシステムの構築」を目指して実証実験を実施したと説明しています。

「実証実験の内容」について

今回の実証実験では『購入者と店舗がお互いに保有するトークンを用いて商品やサービスの購入・販売を可能とすること』を想定した上で「トークンの両替を自動で行う機能を用いた交換」についての実証実験を実施したとされています。

なお、実証実験には「富士通研究所」が開発した異なるブロックチェーンやエコシステム間をブロックチェーンで安心・安全に相互接続する技術「コネクションチェーン」を活用したとのことです。

JCBとカウリーは『地域トークンの利便性向上により、地方創生およびトークンエコノミーの目指す経済圏の拡大に寄与できるよう協業していく』とコメントしています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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