バイデン政権移行チーム:暗号資産に詳しいゲンスラー氏を「米SEC委員長」に正式指名


Joe Biden(ジョー・バイデン)次期米大統領の政権移行チームは2021年1月18日に、20日に発足するバイデン政権の予定人事を発表しました。この発表では「米国証券取引委員会(SEC)」の新委員長として仮想通貨・暗号資産に詳しいGary Gensler(ゲイリー・ゲンスラー)氏が指名されています。

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政権移行チーム「ゲンスラー氏」をSEC委員長に指名

米国の次期大統領であるJoe Biden(ジョー・バイデン)氏の政権移行チームは2021年1月18日に、20日に発足するバイデン政権の予定人事を発表しました。新政権では「米国証券取引委員会(SEC)」の新委員長として、Gary Gensler(ゲイリー・ゲンスラー)氏が指名される見通しだということが報じられていましたが、今回の発表では正式にゲンスラー氏が米SECの新委員長に指名されています。

Gary Gensler(ゲイリー・ゲンスラー)氏は、米商品先物取引委員会(CFTC)の元委員長でありながら仮想通貨・暗号資産についても詳しい人物であり、トランプ政権時代にはマサチューセッツ工科大学(MIT)で「ビットコインブロックチェーンが金融分野でどのように使用されていくか」などについてのコースを教えていました。

またゲンスラー氏は、2008年の金融危機後にドッド=フランク法(米金融規制改革法)の整備に取り組んでおり、2020年11月以降はバイデン氏の政権移行チームに加わって「金融規制・監督見直し」に関する助言を行なっています。

ゲンスラー氏はすでに仮想通貨・暗号資産・ブロックチェーン技術に関する知識を有しており、暗号資産業界を理解することに熱心に取り組んでいるため、同氏がSECの委員長に就任すれば暗号資産・デジタル資産業界にもプラスの影響がもたらされる可能性があると期待されています。

なお、ゲンスラー氏は今後上院議会の承認を得た上で正式に米国証券取引委員会の委員長に就任することになります。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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