仮想通貨チリーズ、イタリアの名門サッカーチームACミランとの提携を発表
仮想通貨チリーズ(Chiliz)が1月18日、イタリアのサッカーチームであるACミランと提携したことを発表した。ACミランには、元サッカー日本代表の本田圭佑選手も所属していたことがあるチーム。
ソシオスドットコム20チーム目の提携団体
チリーズのプラットフォームであるソシオスドットコム(Socios.com)は、これまでにもFCバルセロナやユベントス、パリ・サンジェルマン、ASローマ、アトレティコ・マドリードなどのサッカーチーム、およびチーム・ヘレティクス、NAVI、OG、チーム・アライアンスといった世界規模のeスポーツ団体とも提携している。総合格闘技のUFCおよびPFLともパートナーシップを締結しており、これまでに締結している団体は19に上り、ACミランは20チーム目の提携団体となった。
ソシオスドットコムでは、提携団体のファントークンを順次発行している。その中でもパリ・サンジェルマンとユベントス、ASローマ、ガラタサライ、OGの公式ファントークンは、バイナンスなどの取引所に上場している。またファントークンは過去12か月の間で3,000万ドル(約31億円)の売り上げを記録、ソシオスドットコムアプリも世界全体で45万ダウンロードを達成した。
パンデミックの最中においてとても重要なステップ
ACミランのカスパー・スタイルスビグ(Casper Stylsvig)最高売上責任者は、「Socios.comをグローバルパートナーとしてACミランファミリーに迎えることができ、とても嬉しく思っています。このパートナーシップによって、世界中の45億人のミランサポーターとの新たなエンゲージメントの形を作り上げることが可能となり、これはパンデミックの最中においてとても重要なステップと言えます」とコメントした。
また同氏は、「革新的なクラブとして、現代化をしていくことは避けられない道であり、この提携によってミランのデジタル成長をより活発に進めることができるようになりました」とも述べている。
チリーズおよびソシオスドットコムのアレクサンドレ・ドレイファス(Alexandre
Dreyfus)CEO(最高経営責任者)兼創設者は、「2021年をこのようなエキサイティングな提携発表でスタートできることをとても嬉しく思うと同時に、引き続きファントークンがスポーツ業界にとって究極のファンエンゲージメントツール、そして強力な収入源としてのポジションを確立していけるよう努めてまいります」と語った。
参考
・AC MILAN TO JOIN SPORTS CRYPTO MOVEMENT WITH LAUNCH OF $ACM FAN TOKEN
【こんな記事も読まれています】
・バイナンスがチリーズと戦略的パートナーシップを締結、CHZのステーキング開始
・チリーズがスウェーデンのeスポーツチームとの提携発表、公式ファントークン発行へ
・仮想通貨チリーズのプラットフォームがスイスの強豪BSCヤングボーイズと提携
文:かにたま
参照元:CoinChoice