ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2020年12月13日〜19日
2020年12月13日〜19日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2020年12月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
ビットコイン価格:過去最高値「240万円」に到達
ビットコイン(BTC)の価格は2020年12月17日18時10分頃に、日本国内の主要な暗号資産取引所の過去最高値ラインとなる「240万円」を突破しました。これは”ビットコインが世界中にあるほぼ全ての仮想通貨取引所で過去最高値を更新したこと”を示しています。
なお、今回の記事では「2017年にビットコインが過去最高値を更新した後の値動き」も紹介しています。
上昇中のBTC、今後考えられる動きは?
CoincheckのiOSアプリに「便利な新機能」
Coincheck(コインチェック)は2020年12月14日に、同社が提供しているiOS端末向けアプリに”iOS14のホーム画面に仮想通貨の価格チャートなどを表示させることができるウィジェット配置機能”を追加したことを発表しました。
この機能を利用すると、アプリを開くことなく簡単に「暗号資産の価格・チャート・上昇率」などを確認することができます。
ウィジェット配置機能の詳細はこちら
GMOコイン「テゾス(Tezos/XTZ)」取扱い開始
GMOコインは2020年12月16日に、同社が提供している暗号資産の販売所サービスで「テゾス(Tezos/XTZ)」の取扱いを開始したことを発表しました。これにより、GMOコインで取引可能な暗号資産は合計10種類となりました。
また「GMOコイン」は同日16日に、毎月決まった日に決まった金額の暗号資産を自動で購入できる積立購入サービス「つみたて暗号資産」を開始したことも発表しています。
メルカリ「暗号資産関連サービス」を検討
Mercari(メルカリ)が暗号資産関連で複数の求人募集を出していることが明らかになりました。
メルカリの求人募集ページには『スマホ決済サービス”メルペイ”は決済・信用に次ぐ新たな事業の柱として暗号資産関連サービスを検討しています』と記載されています。
求人募集の内容などはこちら
Socios:日本市場進出に向け「canow」と提携
トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開している東京都千代田区の会社「canow株式会社」は2020年12月17日に、ブロックチェーンや暗号資産を活用したファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」と提携したことを発表しました。
同社は“日本初のパートナー”として日本と東南アジアのスポーツクラブやファンに「Socios.com」が展開するファンエンゲージメントプラットフォームを提供していくと説明しています。
「Socios.com」の詳細などはこちら
Pornhub:決済手段は「仮想通貨のみ」に
世界最大級のアダルトサイト「Pornhub(ポルノハブ)」の有料配信サービスで、以前まで使用可能となっていた「Visa」や「Mastercard」が利用できなくなったことによって、支払い手段が仮想通貨のみとなったことが明らかになりました。
同社は現在、オンライン決済サービスプロバイダーである「Probiller」を通じて仮想通貨決済を受け入れており、支払い手段として使用可能な仮想通貨は合計14銘柄となっています。
「Pornhub」で利用可能な仮想通貨はこちら
「2021年、BTCは巨大な強気相場に」PlanB
ビットコイン(BTC)の価格予想をTwitter上で定期的に発信している著名アナリストPlanB氏は、オンラインカンファレンス「SALT Talks」に出演した際に『ビットコインは2021年に巨大な強気相場に突入する』との予想を語りました。
また同氏は『ビットコインは”お金のプロトコル”だ』と説明した上で、『2020年以降に複数の通貨を使用するのは意味がない』との考えなども語っています。
PlanB氏が語った内容はこちら
コインベース:IPOに向け「米SEC」に書類提出
Coinbase(コインベース)は2020年12月17日に、新規株式公開(IPO)に向けた申請書類を「米国証券取引委員会(SEC)」に提出したことを発表しました。この申請が正式に承認された場合には、”米国の仮想通貨取引所が上場企業になる初の事例”となります。
今回の発表には大きな注目が集まっており、暗号資産デリバティブ取引所である「FTX」では”IPO前にコインベース先物市場が立ち上げられる可能性がある”とも報告されています。
「CoinbaseのIPO」に関する記事はこちら