Socios × canow「日本・東南アジアでのサービス展開」に向け業務提携
トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開している東京都千代田区の会社「canow株式会社」は2020年12月17日に、ブロックチェーンや暗号資産を活用したファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」と提携したことを発表しました。同社は”日本初のパートナー”として日本と東南アジアのスポーツクラブやファンに「Socios.com」が展開するファンエンゲージメントプラットフォームを提供していくと説明しています。
こちらから読む:ビットコイン価格、ついに”2万ドル”突破「暗号資産」関連ニュース
canow株式会社「Socios.com」と業務提携
canow株式会社は2020年12月17日に、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用してスポーツクラブとファンの交流を深めるサービスを提供している「Socios.com(ソシオスドットコム)」と提携したことを発表しました。
Socios.com(ソシオスドットコム)は仮想通貨プロジェクト「チリーズ(Chiliz/CHZ)」が支援するファン投票&報酬アプリであり、世界中で活躍するサッカー・バスケットボール・格闘技・eスポーツなどといった様々な分野のクラブチームの”公式ファントークン”発行を支援し、それらのファントークンを用いてファンとチームの交流を深めるサービスを展開しています。
Socios.comがiOS・Android端末向けに提供しているアプリを使用すると、スポーツファンの人々は20チーム近く存在するSociosパートナークラブの公式ファントークンを購入したり、無料で入手することができ、ファントークン保有者の人々は各チームが開催する”公式投票イベント”に参加して「スタジアムで流す曲、チームのバスのデザイン、試合のフォーメーション」などといった様々な決定に投票することが可能です。
日本・東南アジアで「Sociosの活動」を推進
「Chiliz」と「Socios」はこれまで主に海外でパートナーシップを拡大していたため日本国内ではあまり多くの人には認知されていませんでしたが、canowは今回の業務提携を通じて『日本と東南アジアのスポーツクラブとそのファンに”Socios.com”の革新的なトークン化されたファンエンゲージメントプラットフォームを提供する』と説明しているため、今後は日本と「Socios.com」の関わりが強まっていくことになると期待されます。
具体的な取り組みについては『Socios.comのアジア初のパートナーとして日本におけるスポーツやエンタテイメント分野でのファントークンの浸透・活用を共同で推進することで、コロナ禍により無観客での試合開催を余儀なくされたプロスポーツクラブやエンタテイメント分野での新しい収益源の創出、ファンとの新しいコミュニケーション手段として、エンゲージメント向上に寄与していく』と説明されています。
「Chiliz」と「Socios.com」はここ最近で各方面とのパートナーシップを強化しており、最近では大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」や、トルコの大手暗号資産取引所「PARIBU(パリブ)」などにも複数のファントークンが上場しているため、今後は”スポーツクラブの公式ファントークン”という形の仮想通貨が一般に普及・浸透していくことになると期待されます。
こちらの記事もあわせてどうぞ
2020年12月17日|チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格
チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格は先日15日に1.65円付近まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年12月17日時点では「1CHZ=1.52円」で取引されています。
>>CHZを取り扱っている「BINANCE」の公式サイトはこちら