ポルノ動画共有サイトPornhub:支払い手段は「仮想通貨決済のみ」に
世界最大級のアダルトサイト「Pornhub(ポルノハブ)」の有料配信サービスで、以前まで使用可能となっていた「Visa」や「Mastercard」が利用できなくなったことによって、支払い手段が仮想通貨のみとなったことが明らかになりました。
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Visaなどのサポート終了で「仮想通貨のみ」が利用可能に
Pornhub(ポルノハブ)が提供している「プレミアム会員」のサービスでは、以前まで支払い手段として「Visa・Mastercard・Discover」などといった大手決済企業のカード決済を受け入れられていましたが、今月に入ってからは『Pornhubが未成年の性行為や性虐待などといった違法コンテンツの掲載を許可していること』などを理由にこれらの大手決済企業がPornhubのサポートを終了していました。
ポルノハブはこれらの大手決済サービスに加えて「仮想通貨決済」にも対応していましたが、今回「Visa・Mastercard・Discover」などの大手企業がポルノハブのサポートを終了したことによって、現在ポルノハブで利用可能な決済手段は”仮想通貨のみ”となっています。
同社は現在、オンライン決済サービスプロバイダーである「Probiller」を通じて仮想通貨決済を受け入れており、支払い手段として使用可能な仮想通貨は以下の14銘柄だと伝えられています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Etheruem/ETH)
・リップル(Ripple/XRP)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・テザー(Tether/USDT)
・ダッシュ(Dash/DASH)
・モネロ(Monero/XMR)
・ネム(NEM/XEM)
・トロン(Tron/TRX)
・バージ(Verge/XVG)
・ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)
・ウェーブス(Waves/WAVES)
Pornhubは違法コンテンツに対する批判を受けて「未確認アップローダーのコンテンツ投稿を禁止」や「契約メンバー以外にアップロードされたコンテンツの公開停止」などといった複数の対応措置を講じているため、将来的には各種決済サービスのサポートが再開される可能性もあると考えられますが、それらの決済サービスのサポートが再開されなかった場合にはポルノハブで”仮想通貨決済”が一般化していくことになると考えられます。
仮想通貨業界からは『今回のサポート終了が仮想通貨の需要増加につながる』といった意見も出ていますが、仮想通貨で報酬や収入を受け取ることになる一部のモデルからは『生活の中で直接使用することができない仮想通貨での報酬は不便である』といった意見も出ています。
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