【墨汁速報】グレースケール 仮想通貨ファンドの”イーサリアムトラスト”SEC報告会社に登録完了

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米仮想通貨(暗号資産)ファンドグレースケールの”イーサリアムトラスト”が”ビットコイントラスト”に続きSECの報告会社(Reporting Company)に登録された。同社は2020年8月、SEC報告会社として登録するためのForm10をSECに提出していた。

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イーサリアム投資信託初のSEC報告会社へ

グレースケールは米仮想通貨ファンド最大手であり、イーサリアムトラスト($ETHE)の他にもビットコイントラスト($GBTC)や複数の仮想通貨ファンドを持つ。同社のビットコイントラストは2019年11月にSECに仮想通貨ファンドとして初の報告会社としての登録をするための”Form 10″を提出。2020年1月に登録されている。

GBTCやETHEは私募購入であり、グレースケールを介して機関投資家などがビットコインやイーサリアムに投資する場合12ヶ月の法定保有期間を有するが、SEC報告会社として四半期と年次報告、監査法人による財務諸表をSECに提出することで、半分である6ヶ月に短縮することができる。

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グレースケールのAUMは60億ドル超え

2020年10月9日時点のグレースケールの仮想通貨ファンドはビットコイントラストやイーサリアムトラストなどを合計すると60億ドル、日本円にして約6,320億円に上る。最も運用額が大きいのはビットコイントラストであり、2020年7月から比較するとビットコイン価格は約17%の高騰に対しAUM(運用資産残高)は60%も上昇している。

出典:Grayscale

イーサリアムへの影響

イーサリアムトラストはグレースケールの中でもビットコインに次ぐAUMとなっており、約8億ドル日本円にして853億円となっており、今回のイーサリアムトラストのSEC報告会社登録は機関投資家参入障壁の軽減として大きな効果が期待できるだろう。

イーサリアム価格は今回の報道で約2500円の高騰を記録している。

 

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参照元:CoinChoice

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