ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2020年10月4日〜10日


2020年10月4日〜10日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2020年10月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

ビットバンク「販売所サービス」提供開始

bitbank-BuySellCrypto

bitbank(ビットバンク)は2020年10月5日に、合理的な価格でより簡単に暗号資産を取引することができる店頭取引(相対取引)サービスである「暗号資産の販売所サービス」を開始したことを発表しました。

ビットバンクの暗号資産販売所サービスでは、サービス開始時点で合計6種類の暗号資産が取り扱われており、スプレッドは業界最小水準に設定されていると説明されています。

コインチェック:取引所に「MONA・ETC」追加

Coincheck-MONA-ETC

Coincheck(コインチェック)は2020年10月5日に、同社が提供している暗号資産取引所サービスで「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)」と「モナコイン(Monacoin/MONA)」の取り扱いを開始したことを発表しました。

コインチェックは世界初のブロックチェーンゲーム「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発したことで知られるブロックチェーンゲーム開発企業「Dapper Labs(ダッパー・ラボ)」との連携を開始したことなども発表しています。

BITMAX「暗号資産貸出サービス」提供開始

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LINE(ライン)の暗号資産取引サービス「BITMAX(ビットマックス)」は、2020年10月7日から「暗号資産貸出サービス」の提供を開始することを発表しました。今回の発表では「対象期間中の貸借料率が年率10%になるキャンペーン」を開催することも報告されています。

SBIグループ:国内初の「STO関連ビジネス」開始へ

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SBIホールディングスは2020年10月9日に、SBIグループを通じて「セキュリティトークンオファリング(Security Token Offering/STO)関連の3つビジネス」を開始することを発表しました。

SBIホールディングスの子会社である「SBI e-Sports株式会社」は、2020年10月30日にSBIホールディングスを引受人とするSTOを用いた第三者割当増資を実施することを予定しています。

TAOTAO「BINANCE」との提携交渉を終了

TaoTao-BINANCE

TAOTAO(タオタオ)を運営している「TaoTao株式会社」は2020年10月5日に、大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」を運営している「Binance Holdings Limited」との戦略的提携に向けた交渉を終了したことを発表しました。

また2020年10月7日には、同社が発行している全ての株式が「SBIリクイディティ・マーケット株式会社(SBILM)」へと譲渡され、同日付けでSBILMの完全子会社となったことも発表されています。

MetaMask「トークンスワップ機能」リリース

MetaMask-TokenSwap

イーサリアム(Ethereum/ETH)関連の暗号資産を保管することができるウォレットアプリ「MetaMask(メタマスク)」が、最良のレート・手数料でトークンの取引を行うことができる新機能「トークンスワップ機能」をリリースしたことが明らかになりました。

仮想通貨業界ではすでに様々な分散型取引所(DEX)が立ち上げられているため、トークン保有者はこれらの取引所を通じてトークンを取引することができますが、MetaMaskの「トークンスワップ機能」はこれらの取引所の中から”最良の交換レート”を見つけ出してユーザーに提供するため、ユーザーは各取引所を比較することなく魅力的な価格でトークンを取引することができるようになっています。

日銀:CBDCの概念実証「2021年度」に開始

BankOfJapan-JPY-CBDC

日本銀行(日銀)は2020年10月9日に、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取り組み方針を公表し、「一般利用型CBDC」を導入した際に期待される機能や役割、具備すべき基本的な特性、考慮すべきポイント、今後の実証実験計画などを明らかにしました。

日銀は『2021年度の早い段階で”概念実証の第1段階”を開始することを目指している』と説明しています。

Square「約53億円相当のビットコイン」購入

Square-Purchased-50M-BTC

Twitter(ツイッター)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が設立した米国の大手モバイル決済企業「Square(スクエア)」は2020年10月8日に、同社が5,000万ドル(約53億円)相当のビットコイン(BTC)を購入したことを発表しました。

最近ではビジネスインテリジェンスサービスを提供しているNASDAQ上場企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」もビットコインを追加購入しているため、仮想通貨業界では『今後もその他の大手企業がビットコイン購入の流れに続く可能性がある』として期待が高まっています。

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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