暗号資産取引所「BTCBOX(BTCボックス)」とは?基本情報・特徴・メリットなどを解説


暗号資産取引所「BTCBOX(ビーティーシーボックス)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。

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BTCBOX(ビーティーシーボックス)とは

BTCBOX-Logo

BTCBOX(ビーティーシーボックス)とは、2014年3月6日に中国出身のエンジニアDavid Zhang氏によって設立された「BTCボックス株式会社」が運営している日本の暗号資産取引所(関東財務局長 第00008号)です。

2014年4月9日に仮想通貨ビットコイン(BTC)の取引所としてサービスを開始した同社は、現存する日本の暗号資産取引所の中で最も長くサービスを続けている取引所でもあり、2015年11月までは「BTC/JPY」の取引量で”日本1位”を保ち続けていました。

暗号資産の現物取引サービスを提供している同社は2020年9月時点で合計4銘柄を取り扱っており、暗号資産取引サービスを提供するだけでなく、仮想通貨・ブロックチェーン業界で活躍する様々な大手企業や著名人とのインタビュー記事なども定期的に公開しています。

2020年8月に台湾を拠点とする「幣丞科技有限公司」と商標使用ライセンス契約を締結している同社は、幣丞科技有限公司を通じて台湾向けの暗号資産取引所「BTCBOX臺灣」のサービスも展開しています。

取り扱う暗号資産

BTCBOX(ビーティーシーボックス)が取り扱っている暗号資産は、2020年9月時点で以下の4銘柄となっています。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)

サービスの種類・概要

暗号資産の現物取引サービス

暗号資産の現物取引サービスは、BTCBOXが取り扱っている暗号資産4銘柄を日本円(JPY)との取引ペアで売買することができるサービスです。BTCBOXは「暗号資産同士の取引ペア」は取り扱っていないため、2020年9月時点で取引可能な通貨ペアは「BTC/JPY、BCH/JPY、ETH/JPY、LTC/JPY」の4種類となっています。

BTCBOXの暗号資産現物取引サービスの最低売買数量は全て「0.001」となっているため、数円〜数千円と少額からでも暗号資産に投資することができるようになっています。

Bitcoin融資(ビットコイン融資)

Bitcoin融資(ビットコイン融資)は、自分が保有している資産の最大2倍に相当するビットコインを借りることができるサービスです。最低借入額は「0.1BTC」となっており、元金の2倍以上の借入をすることはできないように設定されています。

レバレッジ取引サービスは提供されていないものの、この制度を利用することによって大きな利益を狙うことができるようになっています。

ただし、借入金額に対する預り金額の割合が110%以下になった場合には、借入金額が全て強制決済によって返済されることになっており、「借入中のユーザーは日本円やビットコインの出金ができない」などの制限もかけられているため、実際に利用する際には先にサービスを内容や注意事項をしっかりと確認する必要があります。

各種手数料

口座関連手数料

口座開設手数料:無料
口座維持手数料:無料

暗号資産現物取引の売買手数料

暗号資産 売買手数料率(*1)
BTC 0.05%
BCH 0.10%
ETH 0.10%
LTC 0.10%

(*1)売買となる暗号資産又は日本円に手数料率をかけて、売買手数料を計算します。

暗号資産の入出庫(入出金)手数料

暗号資産 入庫手数料(*2) 出庫手数料(*3) 最低出庫数量
BTC 無料 0.001 BTC 0.002 BTC
BCH 無料 0.001 BCH 0.002 BCH
ETH 無料 0.010 ETH 0.1 ETH
LTC 無料 0.002 LTC 0.1 LTC


(*2)入庫手数料は無料ですが、別にマイニング手数料等が発生します。
(*3)出庫手数料には、マイニング手数料等が含まれています。

日本円の入金手数料

入金方法 入金手数料(1回)
銀行振込 無料
住信SBIネット
銀行即時入金
無料
イオン銀行
即時入金
無料
コンビニ入金 一律1,000円(税込)
ペイジー入金 一律1,000円(税込)

日本円の出金手数料

出金金額15万円以内 400円(税込)
出金金額15万円以上 750円(税込)

BTCBOX(ビーティーシーボックス)のメリット

merit

システムが安定していて信頼できる

BTCBOX(ビーティーシーボックス)は2014年から長期間に渡って暗号資産取引所サービスを提供していますが、これまでに一度もハッキングなどの被害に遭っておらず、システムも安定しているため、ユーザーからはシステムの安定性を高く評価する声が出ています。

便利なスマホアプリが利用できる

BTCBOX(ビーティーシーボックス)はiOSとAndroidの両方に対応した「スマートフォン向けアプリ」もリリースしているため、外出先などでも手軽にサービスを利用することができます。このアプリでは「価格確認・現物取引・ビットコイン融資」などができるだけでなく、「ウィジェット機能」でより簡単に値動きを確認したり、「価格アラート機能」を使用し重要なタイミングで通知を受け取ったりすることが可能です。

APIが利用できる

BTCBOX(ビーティーシーボックス)ではAPIを使用して取引を行うことができるため、BTCBOXのAPIを取得するとBTCBOXからではなく外部のプログラムから操作することが可能になります。プログラムを組めば、暗号資産を自動売買することもできるため、専門知識を生かして取引したい方にも魅力的な取引所となっています。

ブロックチェーン関連の情報発信にも積極的

BTCBOX(ビーティーシーボックス)は仮想通貨・ブロックチェーン関連の情報発信も積極的に行なっており、業界を代表する大手企業や著名人のインタビュー記事なども定期的に公開しています。これらの記事はBTCBOXに登録していない方でも無料で読むことができるため、興味のある方は「公式Twittter」や「公式ブログ」などを確認してみると良いでしょう。

BTCBOX(ビーティーシーボックス)のデメリット

Demerit

取り扱う暗号資産の種類が少ない

日本国内の暗号資産取引所では徐々に取り扱う暗号資産の種類が増えてきており、取引所によっては10種類以上の暗号資産を取り扱っっている場合もありますが、BTCBOXで取引可能な暗号資産は4銘柄のみとなっています。

BTC・ETHなどの主要な暗号資産は取引することができるものの、比較的新しい暗号資産は取引することができないため、いろいろな暗号資産を取引したい場合には他の取引所を利用する必要があります。

高額ではないが、各種手数料がかかる

BTCBOX(ビーティーシーボックス)は高額ではないものの「現物取引・暗号資産の出金・日本円の出金」などに手数料がかかります。各種サービスに手数料を設定するのは一般的ではあるものの、最近では暗号資産の現物取引などで「手数料無料」や「マイナス手数料」を導入している取引所もあるため、そのような取引所と比較すると手数料面はデメリットにも感じられます。

>>「BTCBOX」の公式サイトはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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