ビットコインは「インターネットのネイティブ通貨」に最適:Twitter CEO
Twitter(ツイッター)やSquare(スクエア)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は、2020年9月10日に「ロイター通信」とのインタビューに応じた際に『仮想通貨ビットコインはインターネットのネイティブ通貨に最も適している』との考えを改めて語り、ビットコインの可能性や解決すべき課題などについて説明を行いました。
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Twitter CEOが語る「インターネットのネイティブ通貨」
Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は以前から仮想通貨ビットコイン(BTC)を強く支持している人物の一人として知られていましたが、2020年9月10日に「ロイター通信」とのインタビューに応じた際には『ビットコインはインターネットのネイティブ通貨に最も適している』との考えを改めて語っています。
Twitter CEO @jack tells @Reuters #bitcoin is still the most viable internet-native currency pic.twitter.com/w1c3J46E7h
— Reuters (@Reuters) September 10, 2020
TwitterのCEOであるJack Dorsey氏は『ビットコインは依然として最も成功する見込みのあるインターネットネイティブ通貨である』と語っています。
ジャック・ドーシー氏は『インターネットにはネイティブ通貨が必要である』と述べており、ビットコインがインターネットと同様に”コミュニティ主導”であるということから『ビットコインはインターネットのネイティブ通貨に最も適している』との考えを示しています。
「素晴らしいアイデアを持つ世界中の人々が誰でもコミュニティに参加できる」という特徴を持つビットコインを称賛しているドーシー氏は、世界中の人々を繋ぐインターネット上で世界共通の通貨が広く使用されるようになれば、各国の通貨を両替する必要がなくなり、インターネット上のサービスがさらに便利になると考えています。
ビットコインが解決すべき「複数の課題」
ジャック・ドーシー氏は『ビットコインはインターネットのネイティブ通貨に最も適している』との考えを示していますが、それと同時にビットコインが実際にインターネットのネイティブ通貨になるためには「より直感的で使いやすいもの」になる必要があると指摘しています。
具体的には「送金速度」や「効率性」などの面で課題があることが挙げられており、このような問題が技術の普及を妨げていると指摘されています。
ビットコインは過去数年間で世界中で知られる最も代表的な仮想通貨となりましたが、BTCを送金する際には複雑なウォレットアドレスを入力する必要があり、送金時間も平均で10分ほどかかるのが現状だと報告されています。
しかし現在は、少額のBTCを素早く安い手数料で送金することができる「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」や、『myname.crypto』などといった簡単な文字列で暗号資産の送受金を行うことができる「Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)」などの技術も実際のサービスで活用されてきているため、今後は仮想通貨の利便性の問題も解決に向かうことになるt期待されます。
また、ジャック・ドーシー氏がCEOを努めている「Square(スクエア)」も”任意の仮想通貨と法定通貨をリアルタイムに交換することができる決済サービス”に関する特許を取得するなど、仮想通貨の利便性を高めるためのサービス開発に力を入れているため、将来的にはインターネット上の様々なサービスでBTCが気軽にやり取りされる環境が実現する可能性もあると期待されます。
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2020年9月11日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(BTC)の価格は先月18日に130万円付近まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年9月11日時点では「1BTC=1,082,772円」で取引されています。
2020年6月13日〜2020年9月11日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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