アダルトサイト大手「ポルノハブ」ビットコイン・ライトコイン決済に対応
世界最大級のアダルトサイト「Pornhub(ポルノハブ)」が、有料配信サービス(プレミアム会員)の支払い手段としてビットコイン(Bitcoin/BTC)とライトコイン(Litecoin/LTC)を受け入れ始めたことが明らかになりました。Pornhubはすでに複数の暗号資産(仮想通貨)を決済手段として受け入れています。
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Pornhub:決済手段として「BTC・LTC」を採用
Pornhub(ポルノハブ)は世界最大級のアダルトサイトとして知られるカナダのポルノ動画サイトであり、YouTubeに次ぐ世界第2位の動画共有サイトであるとも報告されています。
ポルノハブは以前から仮想通貨決済を導入しており、これまでにも
・バージ(Verge/XVG)
・ホライズン(Horizen/ZEN)
・トロン(Tron/TRX)
・プーマペイ(PumaPay/PMA)
などといった様々な暗号資産を支払い手段として受け入れていましたが、今回は新たにビットコイン(BTC)とライトコイン(LTC)が受け入れられたことが明らかになりました。
これにより「Pornhub」の利用者は、世界中で特に多くの人々に利用されている「BTC・LTC」で料金を支払って有料会員限定のプレミアムコンテンツにアクセスすることができるようになります。
Pornhubの副社長であるCorey Price氏は「BTC・LTC」のサポートについて次のようにコメントしています。
Pornhubは1日あたり1億3,000万人以上の人々に利用されているアダルトコンテンツのリーダーとして、世界中で広く利用されている主要な2つのデジタル通貨を決済手段としてユーザーに提供できることを嬉しく思います。私たちのチームは主流市場を遥かに超えて、消費者向けの技術開発・テスト・実装の道を開き続けています。
仮想通貨は「世界中に安い手数料で即座にお金を送金できる」という特徴を有しており、一部の仮想通貨は「匿名送金機能」なども搭載されているため、アダルト業界では仮想通貨を決済手段として採用する動きが数年前から強まってきています。
「エミネム、テイラースイフト、AKB48」などといった様々な大物アーティストのミュージックビデオで監督を務めた経歴を持つ音楽界の大物PV監督Joseph Kahn(ジョセフ・カーン)氏は今年2月に”BTCを購入した理由”として『ポルノ業界がビットコインを受け入れていたこと』を挙げてており『ポルノ業界が技術を採用しているということは、その技術が主流であることを示している』と語っています。