リップル社:金融・慈善関連で2つの商標「RIPPLEX・RIPPLE IMPACT」を申請
Ripple(リップル)社が慈善財団サービスや電子金融サービスに関連した商標として「RIPPLE IMPACT(リップル・インパクト)」および「RIPPLEX」という2つの商標を米国特許商標庁(USPTO)に申請していることが明らかになりました。
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「RIPPLEX」と「RIPPLE IMPACT」の商標申請
Ripple(リップル)社は仮想通貨XRPや分散型台帳技術を用いた国際送金サービスを提供している米国のフィンテック企業として知られており、すでに「RippleNet(リップルネット)」や「PayID」などといった様々な商標を申請しています。
これらの商標の多くは既に仮想通貨業界でも広く知られていますが、米国で特許・商標の権利を付与する権限を有している機関である「米国特許商標庁(USPTO)」が公開している情報によると、Ripple社は2020年8月に新しく「RIPPLE IMPACT」と「RIPPLEX」と呼ばれる商標を申請していると報告されています。
電子金融サービスに関連する「RIPPLEX」
「RIPPLEX」は2020年8月11日に提出された商標であり、「電子金融サービス」のカテゴリーに関連するサービスの商標であるとされています。この商標は「コンピューターネットワークを介して法定通貨と仮想通貨で送受金を行う金融サービス」や「コンピューターネットワークを介して法定通貨と仮想通貨を交換するための金融サービス」を対象としていると説明されています。
慈善財団サービスに関連する「RIPPLE IMPACT」
「RIPPLE IMPACT」は2020年8月19日に提出された商標であり、「慈善財団サービス」のカテゴリーに関連するサービスの商標であるとされています。この商標は「資金調達活動・追加資金・資金改善資金・奨学金」や「金融技術分野における他者のプログラムとサービスに対する財政支援を提供すること」に関連していると説明されています。
Ripple社がこれまでに申請した商標は全部で54種類あるとされていますが、これら2つの商標は最も新しいものである報告されています。各商標やサービスに関する詳細情報は明らかにされていないものの、将来的には「RIPPLEX」と「RIPPLE IMPACT」に関連する新サービスの発表があると予想されるため、今後の発表にも注目です。
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2020年5月27日〜2020年8月25日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
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