ブロックチェーン×位置情報連動型ゲーム「駅メモ!Our Rails」公開へ:モバイルファクトリー
株式会社モバイルファクトリー(Mobile Factory)は2020年7月20日に、同社の100%子会社である「株式会社ビットファクトリー」がブロックチェーン技術と位置情報サービスを組み合わせたユーザー共同運営型の新作位置ゲーム「駅メモ! Our Rails(メモアワ!)」を2020年8月3日からウェブブラウザ向けに配信開始することを発表しました。
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「駅メモ! Our Rails(メモアワ!)」とは
駅メモ! Our Rails(メモアワ!)とは、ブロックチェーン技術と位置情報サービスを組み合わせたWebブラウザ向けのユーザー共同運営型位置ゲームであり、「ビットファクトリー」が提供している位置ゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」に新しい機能を搭載した新作ゲームとなっています。
このゲームでは「駅メモ!」の既存機能に加えて、ユーザー自ら駅を盛り上げることができる「フェア機能」と、トークン化された駅(駅トークン)を購入してユーザー自身が駅のオーナーになれる「ステーションオーナー機能」という2つの新機能が追加されています。
これらの機能が追加されたことによって、ゲームに参加したユーザーは「実際の駅を盛り上げること」や「収入を得ること」が可能になり、プレイヤーは”ゲーム内での働きかけが現実世界にも作用する”という新しいゲーム体験をすることができると説明されています。
「フェア機能」について
新しく登場する「フェア機能」では、新たにフェアマスターの役割が登場します。フェアマスターは自分が盛り上げたい駅を選び、ステーションオーナーに利用料を支払うことで、オリジナルのフェアを開催することができます。
フェアの開催によってゲームイベント運営の一部を担い、これまで公式イベントが開催されにくかった駅を盛り上げることも可能となります。
「ステーションオーナー機能」について
「ステーションオーナー機能」が登場したことによって、ステーションオーナーはブロックチェーン技術を利用して発行される「駅トークン」を購入し、ゲーム内に登場する駅を自分の駅として保有することが可能となります。また、フェアマスターと共にに駅を盛り上げることによって、その対価としてフェアマスターが支払う利用料の一部を得ることも可能です。
具体的な例としては『購入時価10,000円の駅を保有するステーションオーナーがフェアマスター1名(利用料500円/月額)とともに駅を盛り上げた場合には、その対価として年額4,000円程度の収入(振込手数料を除く)が見込める』と説明されています。
※あくまでもシミュレーション上の試算となります
なお「ステーションオーナー機能」は今後実装予定となっており、実装までの期間はビットファクトリーがステーションオーナーの機能を担うと説明されています。
「駅トークン」について
「駅トークン」は、トークン販売マーケットプレイスである「Uniqysマーケットプレイス(ユニマ)」で購入することができ、ブロックチェーン技術によって”本人の所有物”として保有することができるようになっています。トークンは購入後に返品することも可能なため、安心して購入することができます。
駅トークンは全国9,000駅以上を対象とする予定であり、2020年秋頃から順次販売する予定だとされています。
ブロックチェーンを用いた「ゲーム3.0」実現に向けて
ビットファクトリーは、2018年からブロックチェーン技術の開発を進めており、その技術を用いた新しいゲームの形である「ゲーム3.0」の実現に向けた取り組みを進めています。同社は『ゲーム3.0ではブロックチェーン技術を活かすことによって、ゲーム内アイテムがゲームを超えた資産となるなど、既存ゲームにおいても進化を遂げていくことが可能』だと説明しています。
モバイルファクトリーの代表タイトルである「駅メモ!」シリーズの最新作「駅メモ! Our Rails」の配信開始は、「ゲーム3.0」の実現に向けた同社の取り組みの第一弾であり、ビットファクトリーは「駅メモ! Our Rails」を通してその可能性を実現していくと説明しています。
「駅メモ! Our Rails(メモアワ!)」概要
タイトル:駅メモ! Our Rails
ジャンル:位置情報連動型ゲーム
価格:基本無料(アイテム型課金)
配信開始日:2020年8月3日(月)
【対応OS/ブラウザ】
・iOS13.1以降/Safari
・Android6以降/Google Chrome
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