Facebook:未来予測アプリ「Forecast」のベータ版公開|Libraとの連携期待する声も


Facebook(フェイスブック)の新製品実験チームは2020年6月23日に、クラウドソーシングを利用して未来の出来事を予測するコミュニティプラットフォーム「Forecast(フォーキャスト)」のベータ版を発表しました。今回の発表を受けて、暗号資産業界では「Forecast」と「Libra(リブラ)」の連携を期待する意見なども出ています。

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Facebookの「Forecast(フォーキャスト)」とは

(画像:Facebook)(画像:Facebook)

Facebook(フェイスブック)の新製品実験チームが発表した「Forecast(フォーキャスト)」は、クラウドソーシングを利用して未来の出来事を予測するコミュニティプラットフォームであり、コミュニティメンバーは将来に関する質問をしたり、予測を行ったり、話し合いを行って1つの予測を立てたりすることができるようになっています。

今回の発表では、招待者のみが利用できる「iOS版Forecastアプリのベータ版」がリリースされたことが報告されており、具体的には米国とカナダで招待された医療・研究・教育機関のコミュニティメンバーが利用することになるとされています。

ベータ版アプリを利用したテストでは「新型コロナウイルスのパンデミックと、それが私たちの周りの世界に与える影響」に関する予測が行われることになっています。

これらの予測や会話には”招待者のみ”しか参加できないことになっていますが、全ての予測とディカッションは「Forecastの公式ウェブサイト」で公開されているため、参加者意外もその内容を確認することができるようになっています。

「Libraとの連携」を期待する意見も

今回の発表の中では「ブロックチェーン」や「暗号資産(仮想通貨)」などといった技術との関連性は説明されていませんが、Facebookは暗号資産・ブロックチェーンプロジェクトである「Libra(リブラ)」との関わりが強い企業であるため、暗号資産業界では”ForecastとLibraの連携”に期待する意見が多数出ています。

未来予測にブロックチェーンや暗号資産を取り入れたサービスはこれまでにも複数開発されており、分散型予測プラットフォームを展開する「オーガー(Augur/REP)」はネイティブトークンであるREPを使用して将来起こり得る出来事に投票したり、予測を的中させることによって暗号資産で報酬を獲得したりできる仕組みを採用しています。

「Forecast」でも”アプリ内ポイント”を使用して予測する仕組みが採用されているため、現在議論が交わされている「Libra」の問題が解決すれば、将来的にはこの”アプリ内ポイント”が「Libra」に置き換えられる可能性もあると考えられます。いずれにせよ「Forecast」はすでに公開されている未来予測関連サービスの競合となる可能性があるため、今後の動きには注目が集まっています。

>>「Facebook」の公式発表はこちら
>>「Forecast」の公式サイトはこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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