【墨汁速報】仮想通貨上場などの補助ツール“ロゼッタ”をコインベースが公開

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米コインベースは17日、ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンの統合支援ツール”ロゼッタ(Rosetta)を公開。仮想通貨(暗号資産)取引所はコインベースのロゼッタを活用する事で仮想通貨の新規上場のための統合開発の手間を省けるという。

 

仮想通貨統合ツール“ロゼッタ”

米コインベースは2016年初頭から始めた、“コインベースシークレットマスタープラン”で、仮想通貨を活用した世界がオープンファイナンシャルシステムを普及させるためのアイデアについて語っていた。

出典:コインベース

コインベースによると、10億人が仮想通貨を使用するにはどうすれば良いのか?をフェイズ分けし、開発に取り組んできたのだ。ロゼッタはそのロードマップの一環で、ロゼッタを活用することで仮想通貨取引所がブロックチェーンの統合を簡単かつ、素早くそして確実に行う事ができるという。

つまり、取引所が新規仮想通貨の上場のために必要なウォレットのやチェーンごとに異なるノードなどの統合で取られる時間の問題点を解決する事が可能だ。また取引所に限らず、例えばイーサリアム上での開発などもロゼッタを介すことで高速化する事ができるという。

加速するブロックチェーン産業

ここ数年、ビットコインをはじめとするブロックチェーンは劇的な増加を見せており、ブロックチェーンごとに異なるウォレットのAPIやノードの対応が必要となる。コインベースのロゼッタでは、誰もがブロックチェーン上でのエコシステムを展開できるように、統合を様式化する事だとしている。

ロゼッタでは50を超えるブロックチェーンに対応しており、さらにOSS(オープンソース開発)であるため、誰もが開発や監査に携わる事が可能だ。

既にFilecoin, Celo, Near, Oasis, Coda, Ontology, Kadena, Handshake, BlockstackやSiaなどの複数のブロックチェーンプロジェクトがサポートとフィードバックを行なっているという。

イーサリアム2.0のようなブロックチェーン自体の開発や発展は重要だが、このようなブロックチェーンエコシステム全体をサポートすることも、同産業の発展に絶対的に必要なものだろう。

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出典:Introducing Rosetta: Build once. Integrate your blockchain everywhere

参照元:CoinChoice

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