【墨汁速報】野村HDとLedgerビットコインカストディ”Komainu”をローンチへ
野村ホールディングスとLedgerは、ビットコインカストディサービス”Komainu”が17日にローンチしたとロイターが報道。野村ホールディングスは2018年5月に、カストディサービスの開発を行うとしていた。
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2018年から取り組む野村HDのカストディ研究
2018年5月15日の野村ホールディングスの発表によると、ハードウェアウォレットのLedger Nanoなどで有名なフランスを拠点とするLedgerと投資顧問会社のGlobal Advisors Holdings Limitedと共同し、機関投資家向けの仮想通貨などのデジタルアセットのカストディサービス研究について発表していた。
野村ホールディングスによると、
「デジタルアセット市場の急激な成長を背景に、機関投資家をはじめ多くの投資家がデジタルアセッ
トへの投資を検討しています。しかし、安全かつ法規制に準拠したカストディ・サービスが不足してい
ることが、その参入を妨げる大きな要因」
としていた。
出典:野村ホールディングス
Komainuのローンチ
ロイターによると、Komainuは仮想通貨投資ファンドのCoinShares CEOのJean-Marie Mognetti氏により率いられるとしている。Mognetti氏によると
「今までKomainuのテストとして限られたクライアントに4~5ヶ月サービスを提供してきたが、遂に新規クライアント向けにローンチした」
と述べている。また野村ホールディングス含む数社の巨大金融機関は、社債や株式などの既存金融商品をイーサリアムなどのブロックチェーン上でデジタル化することで、コスト削減や売買プロセスなどを簡略化できると期待しているという。
米国でのビットコインカストディには、フィデリティやインターコンチネンタル取引所などの最大手が2019年にローンチしており、仮想通貨エコシステムは日々進化し、今後投資資産として重要な立ち位置となっていくだろう。
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出典:Nomura and partners launch digital asset custodian Komainu
参照元:CoinChoice