【墨汁速報】イーサリアム2.0 14日にオニキステストネットが新たにローンチ
イーサリアム2.0の新テストネット、オニキス(Onyx)テストネットが6月14日にジェネシスブロックを生成し、ローンチした。このオニキステストネットは、6月3日に公開されたイーサリアム2.0の最終仕様となるVer.0.12を実装している。
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イーサリアム2.0オニキステストネットローンチ
イーサリアム2.0オニキステストネットは、2020年6月14日 日本時間14時17分にスロット0(ジェネシスブロック)を生成し、正式なローンチとなった。オニキステストネットへ参加するには32BGoETHのステーキングとバリデータノードが必要だが、Prysmクライアントを最新のPrysm Ver.1.0.0-alpha10にアップデートすることでトパーズテストネットから移行が可能だ。
ジェネシスブロックには993のバリデータによる署名が行われており、安定したスタートとなっていることがわかる。
出典:Etherscan
バリデータ数は?
Prysmatic Labsによると、トパーズテストネットに参加し、アクティベート(バリデータとして参加できる状態)されたバリデータ数は約4万バリデータとなっている。またトパーズテストネットではあるバリデータの報告によると、接続しているバリデータのピア(Peers)つまりイーサリアム2.0Beacon Chainのブロックデータをダウンロードするための接続数が700ノードを最高で記録している。
対してオニキステストネットでは現在アクティベートされているバリデータ数は16776バリデータとなっており、トパーズテストネットからの移行は半数以下の状態となっている。まだBeacon Nodeをアップデートしていないバリデータは、Prysmクライアントのアップデートを行っておこう。
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参照元:CoinChoice