ビットコイン争奪対戦ゲーム「ライトナイト」取引可能なNFTアイテム発行へ
ビットコイン(Bitcoin/BTC)のサイドチェーン技術を活用した取引所間決済ネットワーク「Liquid Network」を開発・運営している「Blockstream(ブロックストリーム)」は2020年5月12日に、”仮想通貨版フォートナイト”として注目を集めているマルチプレイヤー型バトルロイヤルゲーム「LightNite(ライトナイト)」がLiquid Networkを活用してゲーム内アイテムのNFTを発行することを発表しました。
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LightNiteのゲーム内アイテムを「NFT」として発行
LightNite(ライトナイト)は、ビットコイン関連のゲームを開発している「Satoshis Games(サトシズ・ゲームズ)」が開発を進めているマルチプレイヤー型のバトルロワイヤルゲームであり、少額のBTCを安い手数料で送金することができるLightning Network(ライトニングネットワーク)を採用することによってプレイヤー同士が少額のビットコインを賭けてバトルすることができる環境を構築しています。
このゲームは現在開発段階であるため、現在はパブリックプレアルファ版のみでしか利用することができないものの、”今世界中で流行しているFortnite(フォートナイト)のようなバトルロワイヤル形式のオンラインゲームで仮想通貨ビットコインの争奪戦を行うことができる”として注目を集めています。
昨年10月のゲーム発表時点では「BTCの奪い合いができること」や「武器などのアイテムがゲーム内ストアで購入できること」などが明らかにされていましたが、今回の発表では”ゲーム内で使用されるアイテムが「Liquid Network」を用いた”代替不可能なトークン(NFT)”として発行されること“が明らかにされています。
ゲーム内アイテムの「自由な取引」が可能に
LightNiteのゲーム内アイテムがNFTとして発行されることによって、ゲーム内で獲得することができる衣服や武器などのアイテムを他のプレイヤーとの間で自由に取引することができるようになります。これらのゲーム内資産の取引はBlockstream社のブロックチェーンエクスプローラーを基盤とした「Light Nite Explorer」で詳細を確認することができるようになっています。
LightNite内で提供されるアイテムには一般的なブロックチェーンゲームのように「レア・プレミアム・コモン」などといったランクが付けられており、それぞれのランクに応じて発行数量が定められているため、”希少性のある資産”として取引することが可能です。なお、アイテムの種類としては「キャラクタースキン・ウェアラブル・ホバーボード・銃」などがあるとされています。
ブロックチェーンゲームといえばイーサリアム(ETH)でゲーム内アイテムを売買する形式が一般的ですが、「LightNite」は世界で最も広く知られているビットコイン(BTC)でアイテムを購入することができるため、より多くの人々が気軽にプレイできるゲームになると期待されます。
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