WEBサイトに「仮想通貨取引機能」を実装できるWordPressプラグイン登場


ビットコイン強気派として知られる著名投資家Tim Draper(ティム・ドレイパー)氏が出資しているブロックチェーン企業「Draper Goren Holm」は、ホームページ・ブログなどのウェブサイト上に”仮想通貨取引機能”を手軽に実装することができるWordPress(ワードプレス)のプラグイン「Cryptocurrency Exchange」をリリースしました。

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「Cryptocurrency Exchange」とは

Cryptocurrency Exchange

「Draper Goren Holm」がリリースした「Cryptocurrency Exchange」は、自分が公開しているウェブサイトに”仮想通貨取引機能”を実装することができるWordPressのプラグインです。

WordPress(ワードプレス)とは、無料で簡単にホームページやブログを作成することができるオープンソースのホームページ作成ソフトであり、”世界で最も広く利用されているホームページ作成ソフト”として知られています。

「仮想通貨取引機能」を無料で簡単に実装

「Cryptocurrency Exchange」は2020年4月15日から”無料”で公開されているため、ワードプレスでホームページを作成している人々は「Cryptocurrency Exchange」のプラグインをインストールするだけで、自分のホームページに”仮想通貨取引機能”を追加したり、独自の仮想通貨取引所をゼロから作成したりすることができます。

独自の料金設定で「収益化」も可能

このプラグインを用いて導入された仮想通貨取引所は「MetaMaskBrave・Opera・Trust Wallet・Coinbase Wallet・Enjin」などといった主流のデスクトップ・モバイルウォレットでアクセスすることができる分散型取引所(DEX)となっており、WEBサイト作成者は料金をカスタマイズすることによって収益化を図ることもできると説明されています。

なお、このプラグインは分散型取引所「Totle(トートル)」のAPIを用いて仮想通貨取引機能を実装する仕組みとなっているため、実際に取引を処理する際には「EthereDelta」や「Kyber Network」などといった複数の仮想通貨取引プラットフォームの中から最適な価格を提供する取引所を選択して注文を約定させる仕組みとなっています。

日本での利用には注意が必要?

「Cryptocurrency Exchange」はカスタマイズすることも可能で、今後も定期的に新機能をリリースしていく予定だと報告されているため、ホームページを運営している人々にとって革新的なツールになると期待されます。

ただし、日本で仮想通貨の交換サービスを提供するためには「暗号資産交換業」の登録が必要となるため、日本向けのサイトなどでは規制対象となる可能性もあると考えられます。また、現時点ではプラグインのセキュリティ面について詳しく説明が行われていないため、安全性を懸念する意見も出ています。

仮想通貨規制などを考慮すると、実際に「Cryptocurrency Exchange」のプラグインを利用できる地域は限定される可能性もありますが、実際にプラグインの実装が進めば仮想通貨取引がさらに身近なものになるため、今後の動向には注目が集まります。

>>「Draper Goren Holm」の公式発表はこちら

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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