ゲーム開発老舗Atari:The Sandbox上で「仮想テーマパーク」構築へ
老舗ゲームメーカーである「Atari(アタリ)」が仮想現実空間を提供するブロックチェーンゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」と提携を結び、The Sandboxのプラットフォーム上に「仮想テーマパーク」を構築していくことが明らかになりました。
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仮想テーマパーク「Atari LAND」を構築
Atari(アタリ)が提携を結んだ「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」は、ブロックチェーン技術を用いたボクセル基盤の仮想現実空間を提供しているブロックチェーンゲームプラットフォームであり、ユーザーや企業はバーチャル空間上の土地を購入することによって、その土地に自らのゲームやサービスを構築して他のプレイヤーに提供することができるようになっています。
今回の提携を通じて「Atari」は、
・Pong(ポン)
・Asteroids(アステロイド)
・Centipede(センティピード)
・RollerCoasterTycoon(ローラーコースタータイクーン)
などといった同社の代表的ゲームを”3Dボクセル化バージョン”として「The Sandbox」のプラットフォーム上で開発すると伝えられています。
これによって「The Sandbox」のマップ上にはAtariのゲームを取り入れた仮想テーマパークである「Atari LAND」が構築される予定となっており、プレイヤーはこの”仮想Atariテーマパーク”でゲーム内トークンである「SAND Token」や、Atariが現在販売している独自通貨「Atari Token」を使用して、様々なアトラクションを楽しむことができるとされています。
パートナー拡大を続ける「The Sandbox」
「The Sandbox」のチームはすでに
・MyCryptoHeroes
・Axie Infinity
・CryptoWars
・Battle Racers
などといった有名なブロックチェーンゲームとのパートナーシップも結んでいます。
「The Sandbox」のチームは50以上ものパートナーシップを結んでいます(画像:Animoca Brands)
また今月20日には「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」などといった世界的に有名なゲームを開発していることで知られる日本の大手ゲーム開発企業「SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)」から出資を受けたことも報告されているため、「The Sandbox」のプラットフォーム上には魅力的なコンテンツが数多く構築されていくことになると期待されます。