海運大手３社（日本郵船、商船三井、川崎汽船 ）は、２０２０年３月期の営業利益見通しを小幅に下方修正した。ドライバルク市況が悪化していることが背景にある。また、新型コロナウイルスによる肺炎の影響に関して、現状では収益計画に織り込み切れないなど不透明感が残りそうだ。

来週の外為市場では、リスク回避から円が買われやすい地合いが継続しそうだ。新型コロナウイルスによる肺炎感染がどこまで拡大するのか不透明な中、春節休暇明けの中国株式市場の動向が最も注目される。ほぼ４カ月ぶり低水準に沈んでいる米長期金利もドル／円の足かせとなりそうだ。

日立製作所は３１日、日立ハイテクノロジーズ株に対し公開買い付け（ＴＯＢ）を行うと発表した。同社は親子上場の解消を含むグループ再編を進めている。買付代金は約５３１１億円を予定しているい。

コマツが３１日発表した２０１９年４─１２月期の連結営業利益（米国会計基準）は、前年同期比２９．７％減の２０７８億円だった。主力の建設機械・車両部門では中国の売上高が約２０％減少した。

中国人観光客が散財することで有名なパリの高級小売店。中国当局が新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めようと必死になる中、中国人買い物客の突然の「蒸発」が、店舗マネジャーらに大きな打撃を与えている。