月: 2019年6月

ドル107円後半、米中首脳は対話継続確認か News

ドル107円後半、米中首脳は対話継続確認か

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の107円後半。米中首脳会談を29日に控え、慎重な見方が広がりつつある。為替市場では今回の会談で両国が通商面での話し合い継続を確認するとの見方が大勢だが、警戒感を反映した株安や米長期金利の低下で、ドルの上値は重くなっている。

コラム:中国の不動産セクター、米中通商交渉が行方を左右か News

コラム:中国の不動産セクター、米中通商交渉が行方を左右か

[香港 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国の5月の住宅平均価格は、当局の規制や景気減速にもかかわらず前年比で11%近く上昇し、不動産セクターが中国政府にとって依然として経済成長てこ入れの有力な手段となる可能性があることが示された。政府はトランプ米政権との通商交渉の結果次第で景気刺激に動く可能性があり、不動産市場の行方も米政府の出方に左右されそうだ。

自由貿易でメッセージ打ち出す=G20サミットで安倍首相 News

自由貿易でメッセージ打ち出す=G20サミットで安倍首相

日本で初の開催となる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が28日から2日の日程ではじまった。会合冒頭、議長の安倍晋三首相は「対立を際立たせるのでなく互いの共通点を見出し、ウィンウィン(相互利益)で持続可能な世界を実現するサミットにしたい」「今こそ、自由、公正、無差別な貿易体制を維持・強化するため、強いメッセージを打ち出さなければならない」と強調した。米国の保護主義や米中摩擦を背景に議論は難航が予想されるが、自由貿易の重要性に関しメッセージを取りまとめたい意欲を示した。