月: 2017年9月

追加緩和で需要刺激を、消費増税にらみ 1人の委員=日銀・主な意見 News

追加緩和で需要刺激を、消費増税にらみ 1人の委員=日銀・主な意見

[東京 29日 ロイター] - 日銀が29日に公表した9月20、21日の金融政策決定会合の「主な意見」によると、1人の委員が19年10月に消費増税が予定されている中で、追加緩和によって総需要を刺激すべきと主張していたことがわかった。会合では金融政策の維持が賛成多数で決まったが、議論に初めて参加した片岡剛士審議委員が現行政策は不十分として反対票を投じた。

前場の日経平均は反落、円安一服で自動車などに売り News

前場の日経平均は反落、円安一服で自動車などに売り

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比58円07銭安の2万0305円04銭となり、反落した。前日の米株はほぼ変わらずだったが、為替が1ドル112円台半ばと円安基調が一服したことで、自動車など大型外需株に売りが先行した。9月中間期末のため全般に手控えムードもあったが、朝方発表の8月鉱工業生産指数速報が市場予想を上回るなど良好なファンダメンタルズが支えになり、下値は限定的だった。

消費税で異なる考え方の野党が合流するのは理解できない=麻生財務相 News

消費税で異なる考え方の野党が合流するのは理解できない=麻生財務相

[東京 29日 ロイター] - 麻生太郎財務相は29日の閣議後会見で、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」に民進党が事実上合流することを受け、「言っていることが全然違うのにどうしてそれが一緒になるか分からない」と述べた。民進党の前原誠司代表は、消費増税に伴う増収分全額を社会保障の充実に回す考えだが、小池氏は増税そのものの凍結を訴えている。

焦点:隠れた「トランプ効果」、アメリカ人の生活に変化の兆し News

焦点:隠れた「トランプ効果」、アメリカ人の生活に変化の兆し

[ワシントン 28日 ロイター] - トランプ米大統領は目玉公約こそ達成できていないが、実は既にさまざまな形で米国民の暮らしを変え始めている。就任からの9カ月でトランプ氏は積極的に規制撤廃に動き、大統領命令を発したり環境基準を修正してエネルギーから航空まで各種業界のルールを書き直してきた。

完全失業率、8月は横ばいの2.8% 有効求人倍率1.52倍で変わらず News

完全失業率、8月は横ばいの2.8% 有効求人倍率1.52倍で変わらず

[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月から横ばいだった。3%を下回るのは3カ月連続。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍で1974年2月以来、43年5カ月ぶりの高水準となった前月と変わらずだった。

米下院、10月5日に予算決議案採決へ 可決の見込み=予算委員長 News

米下院、10月5日に予算決議案採決へ 可決の見込み=予算委員長

[ワシントン 28日 ロイター] - 米下院予算委員会のダイアン・ブラック委員長は28日、税制改革法案の進展に必要となる2018会計年度予算決議案について、共和党は可決に必要な支持票が十分集まっていると述べ、10月5日に本会議で採決するとの見通しを示した。