月: 2017年3月

ゆうちょ銀、個人向け融資やCDS運用などを認可申請 News

ゆうちょ銀、個人向け融資やCDS運用などを認可申請

[東京 31日 ロイター] - ゆうちょ銀行は31日、新規事業として金融庁と総務省に個人向けの無担保融資や、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引を含めた包括的な運用の認可を申請したと発表した。2012年に申請した住宅ローンや、法人向け融資は取り下げた。

東芝の特注解除、審査には長い期間が必要=JPXCEO News

東芝の特注解除、審査には長い期間が必要=JPXCEO

[東京 31日 ロイター] - 日本取引所グループ(JPX)の清田瞭・最高経営責任者(CEO)は31日の定例会見で、東芝を特設注意市場銘柄の指定から外すかについては、内部管理体制の確認書が15日に提出された後の情勢も踏まえて検討すると述べた。審査には、前回の審査にかかった3カ月より長い期間が必要になるとの見方を改めて示した。

思わず俳句を詠んでしまった3月27日の 米ドル/円ローソク足で重要なこととは? ブログ

思わず俳句を詠んでしまった3月27日の 米ドル/円ローソク足で重要なこととは?

■米ドル全体が底打ちした可能性大! 桜を待つ間、為替市場も変調の兆しが出てきた。結論から申し上げると、米ドル全体が底打ちした可能性は大きいと思う。

 ドルインデックスでみると、週明け(2017年3月27日)からいきなり「ギャップ」を空けて急落し、2月安値をいったん割り込んだが、急落せず、翌日(3月28日)から反転、足元まで継続してリバウンドしてきた。

ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)

 これは、大きなサインを灯したとみる。このサインとは「フォールス・ブレイクアウト」、すなわち2月安値に対するブレイクがダマシだったことを示唆するものであり、米ドルの底打ちを強く暗示している。

 相場は詭道なり、ゆえに、ダマシほど有効なシグナルはないと言われる。

 2月安値のいったん更新が結局ダマシだったとすれば、ショート筋が踏み上げられ、さらに、ここぞとばかりに新規ロング筋が参入したことが推測される。そして、これらが足元までのリバウンドをもたらしているとみるのが、相場の真実に近いかと思う。

■ダマシは市況を一変させる? 米ドル/円が好例 重要な高値、安値に対するブレイクが結果的に「フォールス」、すなわちダマシに終わったのであれば、往々にして市況を一変させる力を持つ。最近の好例を挙げるなら、米ドル/円は一番説得力があるだろう。

 米ドル/円は3月10日(金)の高値トライが、2月15日(水)高値や1月末高値をいったん更新できたものの、続伸せず一転して大きく下落したので、「フォールス・ブレイクアウト」のサインを点灯していた。

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

 同サインが点灯したからこそ、2月安値を割り込んだわけだから、2017年年初来の米ドル安がさらに延長されたわけだ。

 この前例を見ると、ドルインデックスのサインがホンモノであれば、ここから3月高値を再トライ、また更新していくことが推測される。こうなれば、2017年年初来続いてきた米ドル全体の調整は、すでに今週(3月27日~)の安値をもって完成され、これから米ドル高基調を強めていくことが想定される。

 週足では、たびたび指摘してきたように、2015年における重要な高値(3月と11月)前後はメインレジスタンスゾーンであったから、2016年11月にてやっと上放れを果たしただけに、一転してサポートゾーンになりやすい。

ドルインデックス 週足(出所:Bloomberg)

 なにしろ、ブレイクするのにかなり時間がかかったから、役割の交替(元レジスタンスがサポートになる)は確認されやすいものだ。週明けの「フォールス・ブレイクアウト」のサインが、究極の証左材料と見なせるだろう。

 当然のように、ユーロ/米ドルの場合、反対の方向を…
米スペースX、再利用ロケット打ち上げと洋上着陸に成功 News

米スペースX、再利用ロケット打ち上げと洋上着陸に成功

[ケープカナベラル(米フロリダ州) 30日 ロイター] - 米民間宇宙企業スペースXは30日、再利用ロケット「ファルコン9」の打ち上げに成功した。ケネディ宇宙センターから打ち上げ、大西洋上のプラットホームへの着陸を成功させた。再利用のロケットを利用した通信衛星の打ち上げは今回が初めて。

16年度は円高・株高、アベノミクス相場で初 日銀買いが下支え News

16年度は円高・株高、アベノミクス相場で初 日銀買いが下支え

[東京 31日 ロイター] - 2016年度の日本株は、対ドルで円高が進んだにもかかわらず上昇した。年度ベースで円高・株高となったのは2011年度以来、5年ぶり。12年11月以降のいわゆる「アベノミクス相場」では初めてとなる。日銀によるETF(上場投資信託)買いが、需給面で大きな影響をもたらしている。

来週のドル/円は伸び欠く、米利上げ期待でもトランプ警戒重し News

来週のドル/円は伸び欠く、米利上げ期待でもトランプ警戒重し

[東京 31日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、目先の伸びしろが限られそうだ。米利上げが着実に進められるとの思惑から米雇用統計発表に向けて底堅いと見込まれる一方、米中首脳会談を前にトランプ米大統領の保護主義的な言動が警戒され頭を押さえられそうだ。