月: 2017年2月

日立の通期営業利益5600億円の予想、円安で200億円増額 News

日立の通期営業利益5600億円の予想、円安で200億円増額

[東京 1日 ロイター] - 日立製作所は1日、2017年3月期の連結業績予想(国際基準)を上方修正し、従来5400億円と見込んでいた営業利益を200億円増額し5600億円(前年11.8%減)に引き上げたと発表した。為替想定を円安方向に修正したことが主因。

ドル113円前半で方向感出ず、米大統領の動向を警戒 News

ドル113円前半で方向感出ず、米大統領の動向を警戒

[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の113.14/16円だった。午後のドルは株価のプラス転換を支えに底堅く、113円前半でのもみ合いとなった。ただ、トランプ米大統領の動向への警戒感から上値は重く、方向感は出なかった。

トランプ政権は潜在的に円高を望むことに! 米ドル/円はラウンドトップ形成なら急落も ブログ

トランプ政権は潜在的に円高を望むことに! 米ドル/円はラウンドトップ形成なら急落も

■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。

 米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。

 93円台からは反転し、101円台大きくに急上昇している。

 この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 この「買いシグナル」に従い、米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。

 この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。

 この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。

 この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

 この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。

 しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。 

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
「国境課税ドル高招く」、トランプ氏に矛盾 経済破滅も=浜田参与 News

「国境課税ドル高招く」、トランプ氏に矛盾 経済破滅も=浜田参与

[東京 1日 ロイター] - 安倍晋三首相のブレーンで内閣官房参与を務める浜田宏一・米イエール大名誉教授は1日、日本経済研究センター主催の討論会で、トランプ米大統領が主張する「国境税」について、経済学上はドル高を招くことが証明されていると述べ、輸入制限のための国境税のような措置と円安批判の並立は、理論上矛盾していると指摘した。

コラム:「トランプ相場」を乗り切るヒント News

コラム:「トランプ相場」を乗り切るヒント

[30日 ロイター] - ドナルド・トランプ氏の登場により、ようやく投資家は、自分たちと同じくらい頻繁に間違いを犯す大統領を得た。米大統領の政策がこれほどまでに予測不能で、強い感情を呼び起こす力を持ったことは、恐らく史上初めてだろう。

FX積立2017年2月 トランプ大統領警戒で抑えめに実行 ブログ

FX積立2017年2月 トランプ大統領警戒で抑えめに実行

毎月やっているFX積立、2017年2月を本日実行しています。今月は、レバレッジ1倍で、1170豪ドル円の買いポジションです。トランプ大統領の言動次第では、大幅な円高もあり得る状況になっています。ここは、レバレッジ1倍の買いで余裕をつくっておくほうが得策と判断しました。毎日のように事件を作り出している気がするトランプ大統領、当面この傾向は続きそうですね。定期的な荒波はいつものことです。しっかりとやっていきます。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況
米大統領の為替発言で、日銀の金融政策は縛られない=門間元理事 News

米大統領の為替発言で、日銀の金融政策は縛られない=門間元理事

[東京 1日 ロイター] - 元日銀理事でみずほ総合研究所・エグゼクティブエコノミストの門間一夫氏は1日、米国のトランプ大統領が日本の為替政策を批判したことに関し、同大統領発言によって日銀の金融政策が縛られることはない、との見解を示した。発言を受けて為替市場は円高に反応したが、米経済が堅調な中で一方向に円高が進む心配はない、と述べた。