［上海　４日　ロイター］ - 新年初日の取引となる４日の中国株式市場は前場に約４％下落した。１２月の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が弱い数字となったことを受け、中国経済に対する改善期待が後退している。

［サンフランシスコ　３日　ロイター］ - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は３日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）が今年４回利上げするとの連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）参加者の政策金利見通しについて、反対はしないが、もう少し積極的な利上げペースが望ましいとの認識を示した。

［ソウル　４日　ロイター］ - 韓国のサムスン電子は２０１６年の展望について、世界の経済が弱い中で経営環境は厳しいとの認識を示した。また、メモリーチップやスマートフォンなど、中核事業での競争激化も予想した。

［リヤド　３日　ロイター］ - サウジアラビアは３日、イランの首都テヘランのサウジ大使館襲撃を受け、イランとの外交関係を断絶した。イスラム教スンニ派のサウジ王室と国民の大半をシーア派が占めるイランの関係は、サウジがサウジ王室に批判的だったシーア派の有力指導者ニムル師を処刑して以来、急速に悪化している。

ドルは一時１１９．６４円まで下落し１０月２２日以来約２カ月半ぶり安値を付けた。１２月の中国製造業ＰＭＩが予想を下回る低水準となり、ハンセン指数が急落したことで、金融市場全般にリスクオフが広がった。

［東京　４日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比４９２円３０銭安の１万８５４１円４１銭となり、４日ぶりに大幅反落した。昨年末の米国株が下落したことを嫌気し、朝方から主力株中心に売りが先行した。

［東京　４日　ロイター］ - ドルは２カ月半分ぶりに１２０円を割り込んで、一時１１９．６８円と１０月２２日以来の安値をつけた。弱い中国製造業ＰＭＩで、リスクオフが広がった。

［東京　４日　ロイター］ - 安倍晋三首相は４日、官邸で年頭の記者会見を行い、日本経済のデフレ脱却まで「あと一息」と述べ、政府・日銀一体でデフレ脱却に取り組むと強調した。今夏の参院選では自民党と公明党の両党で過半数確保を目指すとし、１億総活躍の実現や憲法改正などを訴えていく考えを示した。

［東京　４日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比４９２円３０銭安の１万８５４１円４１銭となり、４日ぶりに大幅反落した。昨年末の米国株が下落したことを嫌気し、朝方から主力株中心に売りが先行した。

［上海　４日　ロイター］ - ４日の上海外国為替市場で、人民元は１ドル＝６．５１２０元に下落、２０１１年４月以来の安値で取引が始まった。中国人民銀行（中銀）<CNY=SAEC>は取引開始前、人民元の対ドル基準値（中間値）を６．５０３２元と、２０１１年５月以来、４年半超ぶりの元安水準に設定した。