月: 2016年1月

波乱の新春相場、市場は「マネー逆流」を警戒 News

波乱の新春相場、市場は「マネー逆流」を警戒

[東京 5日 ロイター] - 新年早々の世界同時株安をもたらしたのは、グローバルな投資マネー逆流への警戒感だ。逆流のルートは2つ。原油安と地政学リスクの高まりで、オイルマネーが急激に巻き戻されているとの懸念が浮上。加えて米利上げを発端にした新興国市場からの資金流出に、市場は神経質になっている。株安が続けば政策期待が高まるが、今のところ自律反発の勢いは弱い。

視点:円とユーロ、2016年の分かれ道=中窪文男氏 News

視点:円とユーロ、2016年の分かれ道=中窪文男氏

[東京 5日] - 米国の利上げ開始を受けて2016年のドル高基調を予想する向きは依然として多いが、UBS証券ウェルス・マネジメント本部の最高投資責任者、中窪文男氏は、ドルは対ユーロで下落、対円で上昇と、短期的には反対の動きを見せる可能性が高いと予想する。

日経平均は続落、中国株に左右 2カ月半ぶり安値に News

日経平均は続落、中国株に左右 2カ月半ぶり安値に

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。序盤は売りが先行し一時123円安。上海総合指数など中国の主要指数が安寄り後、上昇に転じると、日経平均も一時プラス圏に浮上した。ただ外部環境に対する警戒感は根強く、後場前半は方向感に乏しい展開。中国株が再度マイナス圏に転じると日本株も軟化し、日経平均終値は昨年10月20日以来、約2カ月半ぶりの安値となった。

中国・中東情勢を注視、補正予算の早期成立を=株安で官房長官 News

中国・中東情勢を注視、補正予算の早期成立を=株安で官房長官

[東京 5日 ロイター] - 菅義偉官房長官は5日午前の会見で、中国経済の減速懸念や中東情勢の緊張を受けて世界的に株価が不安定になっていることに関連し、内外情勢を十分に注視しながら、2015年度補正予算の早期成立で経済の好循環を確たるものにしたい、と語った。