［ニューヨーク　６日　ロイター］ - 米国株式市場は主要株価指数がいずれも１％超下落して約３カ月ぶりの安値となった。中国と世界の経済成長をめぐる懸念が強まって相場を圧迫したほか、原油価格の下落を受けエネルギー関連株が売られた。

［ニューヨーク　６日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して下落した。公表された昨年１２月１５─１６日開催分の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨で、一部メンバーがインフレ率が低水準にとどまる恐れがあるとの懸念を示していたことが明らかになった。

［ワシントン　６日　ロイター］ - 米国の利上げ再開を決めた昨年１２月１５─１６日の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、参加者のほぼ全員が将来の物価上昇実現に自信を示す一方、一部メンバーはインフレ率が低い水準にとどまる恐れがあると懸念を表明していたことが、６日公表の議事要旨で明らかになった。

［ベルリン　６日　ロイター］ - 独フォルクスワーゲン（ＶＷ）のミュラー最高経営責任者（ＣＥＯ）は、構造改革やブランド戦略の練り直しに取り組んでおり、排ガス不正スキャンダルからの再建には２━３年は要するとの見方を示した。

［ロンドン　６日　ロイター］ - ６日の原油先物市場は、２００４年以来初めて１バレル＝３５ドルを割り込んだ。サウジアラビアとイランの対立を受け、主要輸出国が減産で連携する公算が小さくなったとの見方が広がった。

［ベルリン　６日　ロイター］ - 独フォルクスワーゲン（ＶＷ）の高級車ブランド部門アウディは、２０１５年の世界販売台数が約３．５％増の１８０万台超と、過去最高を記録したことを明らかにした。米国が２ケタの伸びとなったことが全体を押し上げた。