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運用資金合計400万円超える 下げ相場買い継続 ドルコスト平均法2016年6月状況 ブログ

運用資金合計400万円超える 下げ相場買い継続 ドルコスト平均法2016年6月状況

2016年6月分の純ドルコスト平均法積立を本日実施しました。今月は、豪ドル円も適度に下げてきているのでレバレッジ3倍での買いを入れています。これによる買い数量は3747豪ドル円となりました。豪ドルは経済上向き傾向の指標が出てきているものの、豪の輸出の約3割は中国であり、中国経済の影響を大きく受ける状況に変化はありません。米国利上げ実施も間近となっているため、更なる一段安も考慮のうちに入れています。ただ、この純ドルコスト平均法では、目先の値動きは気にする必要はありません。「下げれば買い平均値を下げるチャンス」として大きく買いを入れていくつもりでいます。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況
米ドル全面高を過信するのはなぜ危険? 米利上げ観測自体が急になくなるかも!? ブログ

米ドル全面高を過信するのはなぜ危険? 米利上げ観測自体が急になくなるかも!?

■市場センチメント急変、米ドル全面高は続くのか? 米7月追加利上げの観測が高まりつつある。それにともない、米ドル全面高の市況となっているのは当然の成り行きとみなされる。

 しかし、テクニカルの視点では、ドルインデックスの下げが一服するという可能性が強かっただけに、こういった流れに後付けの形で利上げ観測が再燃するのは、サプライズというよりもむしろ、よく見られるパターンの1つだと思われる。 

ドルインデックス 日足(クリックで拡大)(出所:CQG)

 もっとも、こういった市場センチメントの変化は急速に行われ、ドルインデックスの切り返しも急速に行われてきたから、これからの継続性が問われるだろう。

 米金融政策に関して、つい最近まで、「6月追加利上げはなし、年内2回」といった見方が主流であったが、先週(5月16日~)にかけて一転して「早ければ6月利上げもあり得る」といった観測が急速に高まってきた。

 米経済指標の改善云々より、米連銀理事のタカ派発言が市場センチメントを修正させた原因として挙げられやすいだろう。では、一部FRB幹部の強気スタンスは、どこに根拠があるのだろうか。

■一部FRB幹部の強気スタンスの根拠は? 先週(2016年5月20日)のコラムで既述のように、FRB(米連邦準備制度理事会)は景気云々よりも金融市場の安定やチャイナリスクを懸念していたから、この2つの要素がもっとも大きい。そして、両要素はコインの両面のように、実は同じであることを強調しておきたい。

【参考記事】

●急に高まった6月米利上げ説は正しい?そろそろ米ドル売り・円買いの好機到来か(2016年5月20日、陳満咲杜)

 言い換えれば、昨年(2015年)夏場から秋口にかけて発生した世界金融市場の混乱の発端が中国であった以上、チャイナリスクの存在は、これからも撹乱要素として見すごせない。

 一方、中国株にしても、中国人民元の動向にしても、不安定な状況が続いているものの、昨年(2015年)のバブル崩壊時の水準に比べると、足元ではかなり低いレベルにあるから、これから続落してもそのインパクトは低下していくに違いない。

 ゆえに、チャイナリスクは当面くすぶるが、その影響力は逓減しているから、これが原油や米国株の大幅リバウンドにつながったと言える。

 原油と米国株の反騰が、一部FRB幹部の強気につながったとしても別に不思議はないのではないだろうか。言い換えれば、理屈ではいろいろ難しく語れるが、結局、金融市場次第、ということである。

 となると、これから市場センチメントにしても… 
英国のEU離脱ニュースでトレーダーが見るべき視点 FTSE100配当金生活 ブログ

英国のEU離脱ニュースでトレーダーが見るべき視点 FTSE100配当金生活

FTSE100の一部をそろそろ決済しようかと思っています。FTSE100は、英国株価指数ですので巷でさわがれている英国のEU離脱では投票結果次第で大きな影響がでることになります。今回は、その辺の対応についてもまとめさせて頂きました。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
南アフリカランド円 「撤退」に方針変更 ブログ

南アフリカランド円 「撤退」に方針変更

過去記事:南アフリカランド円100万買いで作ったポジションを現在も保有しています。そこそこ上昇したら決済する予定なのですが、「そこそこ上昇」が今回はなかなかいかないのです。南アフリカランド円の値動きの特徴も考慮して、方針変更することにしました。DMMFX FX口座数 国内第1位 FX業者の評判と体験談
米国は利上げはしてもドル高は望まない。 大きく下落した豪ドルの底打ちは近いか ブログ

米国は利上げはしてもドル高は望まない。 大きく下落した豪ドルの底打ちは近いか

■住宅関連指標は好結果で、6月米利上げ期待さらに高まる 2016年6月に米国が利上げをする可能性について、前回のコラムでお話をしました。

【参考記事】

●FOMC議事録で6月米利上げ可能性浮上!だけど、ドル高トレンドを作るのは困難か…(5月19日、今井雅人)

 その後ですが、5月24日(火)に公表された4月米新築住宅販売件数を筆頭に、米国の住宅関連の指標結果が非常に良かったこともあって、さらに利上げの期待が高まっています。

 しかし、為替相場の方は米ドル高トレンドに、うまく乗っていけていません。このような展開になるのではないかということは、前回のコラムでお話をしたとおりです。

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

■G7で釘を刺された日本や欧州 では、なぜ米ドル高になっていかないのでしょうか?

 まだ利上げが確定的ではないという面もありますが、それ以上に大きい原因は、現在の各国の金融政策、通貨政策にあるのではないかと思っています。

 5月20日(金)~21日(土)に、伊勢志摩サミットに先駆けて開催されたG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)においても、「過度な通貨安競争はやめよう」という合意がなされました。

 つまり、日本や欧州も輸出を伸ばすために自国の通貨を安くしていくということに対して釘を刺されてしまっています。

 米国の為替政策に関する半期に一度の報告書でも、日本はそのターゲットにされ、一層の円安誘導はやりにくくなってしまっています。

■米国は、利上げはしても米ドル高は望んでいない つまり、米国は簡単に言えば、利上げはしていくものの、米ドル高は望んでいないということになります。

米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)

 このような米国の姿勢がはっきりと見えているので、単純に米ドルを買って、円やユーロを売るということが難しくなっているということでしょう。

 こうした状況を考えると、当面レンジ相場は続いてしまう可能性は高いということになります。

 さて、前回のコラムでは、オセアニア通貨の…