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ふるさと納税の落とし穴 株式譲渡益でのふるさと納税には細心の注意必要 ブログ

ふるさと納税の落とし穴 株式譲渡益でのふるさと納税には細心の注意必要

今年もふるさと納税を行い、お礼の品が届き始めました。我が家の目玉は「国産うなぎ」です。もはや、日常の買物では手が出なくなった高級食材「国産うなぎ」を、ふるさと納税で頂きました。本日も有難く食したところです。サイト運営をしている関係上、私のところにもふるさと納税の質問を頂くことがあるのですが、「このふるさと納税やると後で大変かもしれない」という方が何人かいらっしゃいました。それは、「株式譲渡益でのふるさと納税」です。株式投資で得た利益を元にふるさと納税を検討されている方は是非ご一読くださいませ。
NISA 5年修了後の予定 米国株貸し株制度を有効活用 ブログ

NISA 5年修了後の予定 米国株貸し株制度を有効活用

NISA制度が始まって3年が経過しようとしています。それぞれの年の無税メリットは5年までですので、あと2年で1番最初に投資した分の期限到来となります。その期限までに決済するというのが普通です。でも、私のNISA口座は、長期保有前提が中心なので5年経っても保有し続ける予定にしていて、私のように決済せずに保有し続ける戦略もNISAの使い方として有効です。NISA おすすめ運用日記
「トランプラリー終焉」との表現に違和感。 NYダウは2万ドル、ドル/円は120円へ上昇! ブログ

「トランプラリー終焉」との表現に違和感。 NYダウは2万ドル、ドル/円は120円へ上昇!

■NYダウは2万ドルに向け続伸、日本株も堅調 みなさん、こんにちは。

 「トランプラリー」は沈静化を見せず、12月7日(水)のNYダウとS&P500指数は最高値更新。

 12月7日(水)のNYダウは1万9549ドルと2万ドルに向けて上昇中。S&P500指数は2241.35まで上昇。

NYダウ 日足(出所:CQG)

S&P500 日足(出所:CQG)

 NYダウは来年(2017年)、2万ドルを超えるというのがコンセンサスになりつつありますが、今月(12月)中にも大台に急接近しそうな勢いです。

 連れて日経平均も続伸。本稿執筆時点で前日比219円高の1万8715円と堅調。

 今年(2016年)の日本株は、年前半の急落のイメージが強烈なので、どうしても軟調推移と言われがちですが、「トランプラリー」のおかげでセンチメントが劇的に改善。

 今年(2016年)の日経平均のオープニングは1万8818円。

 今月(12月)もう一段上昇して引ければ、年足も陽転する可能性が出てきました。

【参考記事】

●FOMC利上げ100%織り込む! ユーロは長期トレンドライン割れでパリティも視野に(12月5日、西原宏一&大橋ひろこ)

 仮に陽転すれば、アベノミクスが始まって以来、5年連続の陽線引けとなります。

日経平均 年足(出所:Bloomberg)

 この日本株急騰のおかげで、2016年に席巻していた「アベノミクスの終焉」という言葉は年末間近にまったく聞かれなくなりました。

 日本株の急激な回復と比較すると…
ユーロ円30円 破格の高スワップポイント ・・・両建てしたくなりますね ブログ

ユーロ円30円 破格の高スワップポイント ・・・両建てしたくなりますね

ユーロ円30円のスワップポイントを提示している業者さんが登場しています。いつもであれば、スワップ金利サヤ取り(異業者両建)のチャンス時期到来といいたいところなのですが、ちょっと待ってくださいね。なぜならば、その業者さんはヒロセ通商さんだからです。ヒロセ通商 体験談と評価
米長期金利上昇の背景に国債の投売り! 米ドル/円が、著しく上昇したのはなぜ? ブログ

米長期金利上昇の背景に国債の投売り! 米ドル/円が、著しく上昇したのはなぜ?

■NYダウは史上最高値更新だが、金利や為替はちょっと違う 12月7日(水)もまたNYダウは急騰し、連日、史上最高値を更新し続けています。

NYダウ 日足(出所:CQG)

 米国の株式市場は、依然としてトランプ氏に対する期待を持ち続けているようです。しかし、金利、為替は少し違う反応となってきています。

 そもそも、今回の米大統領選挙後、もっとも大きな動きをしてきたのは、米国長期金利の市場です。

【参考記事】

●トランプ大統領誕生で暴落後に株高・円安へ! だが、トレンドを作ると考えるのは早計!?(11月10日、今井雅人)

●トランプ相場で「米国買い」状態だがすべて憶測による値動き。崩れる局面あるかも…(11月17日、今井雅人)

●米ドル/円の連騰を演出しているのは誰? 上値メドは? 感謝祭明けたら空気一変か(11月24日、今井雅人)

■世界の投資家は、莫大な米国債買いをしていた 米国の長期金利は、ここ3年間、長期的な下落トレンドを作ってきました。2015年の終わりにFOMC(米連邦公開市場委員会)が政策金利の引き上げを実施しても、その傾向は変わりませんでした。

【参考記事】

●ドル/円120円~121円台はなぜ買いなの? 安易な新興国通貨への投資は止めよう!(2015年12月17日、今井雅人)

米長期金利(米10年債利回り) 週足(出所:CQG)

 こうした傾向を作ってきたのは、基本的に、世界的なディスインフレ(※)の流れの中でのヘッジファンドなどを中心とした投資家の米国債券買いです。

(※編集部注:「ディスインフレ」とは、ディスインフレーションの略で、物価上昇率が低下し、インフレーション(インフレ)が収束した状態のこと)

 つまり、世界の投資家は、莫大な金額の米国債券のロングポジションを持っていたと言うことです。

■米長期金利が上昇した背景にある米国債の投げ売り そういう状況の中、トランプ氏が減税と大規模な財政出動を宣言しました。これは、明らかにインフレ政策です。

 これがきっかけとなって、米国債券の投げ売りが起きました。それが、米国の長期金利の急上昇の背景です。

 2016年半ばから見ると、米国の長期金利は1%も上昇しています。かなりのポジション整理が行われてきたとみて良いでしょう。

 だからこそ、長期金利は一服してきているのだと思います。

米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:CQG)

■米ドルの上昇度合いがもっとも顕著だったのは、対円 為替相場も同様です。

 米ドル相場が、米国の長期金利の動向に大きな影響を受けることは、一般的によく知られています。

 今回も長期金利の上昇とともに、米ドルが上昇しました。しかし、米ドルの上昇度合いは、通貨によって異なっています。

 米ドルの上昇が著しいのは、言うまでもなく対円です。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 では、なぜそうなったか?

 それは、もちろんリスクオンになると円安になる傾向があることは、1つの要因です。

 しかし、それ以上に…