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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/28 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/28 水)

  ----------6/27ドル円相場概況--------------------- OP 111.834HI 112.468LO 111.458CL 112.366 東京市場は 、前日終盤の円安の流れを継いで112.00円台まで上昇するも伸びきれずに失速。午後は111.60円台まで押し戻された。欧州市場では111.458円まで売りが先行したが、ドラギ発言をきっかけに欧州債と米債の利回りが上昇する中で111.90円台へと持ち直した。NY市場では、6月消費者信頼感指数の好結果受けて米債利回りの上昇が加速する中、112円台を回復。一時株価がプラ転すると112.468円まで上昇して5月17日以来の高値を付けた。その後、フィッシャーFRB副議長の株高けん制発言や、米共和党がヘルスケア法案の採決を先送りした事から株価が反落すると112.00円台まで押されたが、引けにかけて112.30円台へと値を戻すなど堅調な展開であった。 -----------6/27主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 5月貿易収支 +1.03億NZD 前回+5.78億NZD→+5.36億NZD予想+4.19億NZD  17:15 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは緩和策の調整について慎重になるべき」「ECBは金融政策の持続性が必要」「インフレを抑制している要因は主に一時的」「ユーロ圏の回復が強まり広がっている兆候が今見られる」「ユーロ圏の成長率はトレンドを上回るが、インフレ動向は予想より抑制されている」「デフレ圧力はリフレに変わった」 22:00 (米) 4月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比)+5.67%前回 +5.89%→+5.88%予想+5.90%   23:00 (米) 6月消費者信頼感指数 118.9前回117.9→117.6予想116.0   23:00 (米) 6月リッチモンド連銀製造業指数 7 前回1 予想5  25:33 フィッシャーFRB副議長「高い資産価格は将来の安定リスクにつながる公算」「リスク志向の上昇は注視が必要」 26:15 イエレンFRB議長「新たな危機は排除できないが、システムは各段に安全になった」「金融規制を緩和するのは良いことではないだろう」「われわれは物価の安定にコミット」「多くの当局者は低失業率がインフレを押し上げると確信」「段階的な利上げは適切と確信」「資産価格の目標はない」 ------------6/27株式・債券・商品----------------------
   ---------6/28きょうの注目材料------------------------- <国内>特になし <海外>06:30    カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演15:00    5月独輸入物価指数16:30    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演17:00    5月ユーロ圏マネーサプライM322:30    ECBフォーラム・パネルディスカッション    (ポロズ・カナダ中銀総裁、カーニーBOE総裁、ドラギECB総裁、黒田日銀総裁)23:00    5月米住宅販売保留指数23:30    EIA週間原油在庫統計26:00    米7年債入札(280億ドル) --------6/28きょうのひとこと------------------------- ドラギECB総裁の発言を受けて欧米長期金利が急上昇する中、日銀の出口尚早姿勢によって低金利の円が一人負けという状況です。そうした中、今夜はECB主催のパネルディスカッションに、黒田日銀総裁、ドラギ総裁、カーニー総裁、ポロズカナダ中銀総裁が登場します。金融政策のスタンスの違いに焦点が当たると面白い事になりそうですが、どんな話が展開されるのか注目しましょう。  本日もよろしくお願いいたします。     
ユーロ/ドル、1.12ドル台での上値の重さ ブログ

ユーロ/ドル、1.12ドル台での上値の重さ

足元のユーロ/ドル相場は、1.12ドル台に上昇するも上値が重く、終値で20日線を超えられない展開が続いています。今月8日の欧州中銀(ECB)理事会で早期の緩和縮小に消極的な見方が示された事や、前週23日に発表されたユーロ圏6月(製造業とサービス業を合わせた)総合PMI・速報が予想外に低下した事などが、重石となっているようです。

昨日もドラギECB総裁が「ECBの超低金利は雇用を創出し、成長を後押しして借り手にメリットをもたらし、最終的に格差を緩和している」と発言するなど、早期のテーパリング(資産買い入れの段階的縮小)観測を打ち消しており、足元での上値の重いムードを払拭するのは容易ではなさそうです。昨日から本日の東京市場にかけて下押し目処となった6日移動平均線(執筆時1.11713ドル)を割るようならば、ボリンジャーバンド-2シグマ(同、1.11180ドル)に向けた一段安もあるでしょう。
 
今夜の注目材料は?6/27 ブログ

今夜の注目材料は?6/27

 東京市場のドル/円は、一時112円台を回復しましたが、午後には111.60円台に押し戻されるなど、失速気味の展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 6/27(火)17:00☆ ドラギECB総裁、講演17:05   ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演17:30  デベルRBA副総裁、講演18:30  BOE半期金融安定報告書19:00☆ カーニーBOE総裁、会見22:00   米4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数23:00☆ 米6月消費者信頼感指数23:00   米6月リッチモンド連銀製造業景気指数24:00   ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演26:00☆ イエレン米FRB議長、講演26:00☆ 米5年債入札(340億ドル) ※☆は特に注目の材料 今夜注目すべきは、やはりイエレンFRB議長の発言でしょう。先々週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、金融正常化に前向きな姿勢を示しており、市場はこれをタカ派的と受け止めました。今夜はロンドンで、世界の経済問題について対談するという事ですが、仮に米国のインフレ動向などに言及すれば材料視される可能性があります。また今夜は、ドラギECB総裁にカーニーBOE総裁の発言機会も予定されており、ユーロやポンドが大きく動けばドル/円相場に影響する事も考えられるため要注意です。   
今日のテクニカル見通し:豪ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、今月20日に85.077円まで上昇しました。その後下押すも日足の一目均衡表の転換線前後がサポートなって切り返すと、本日朝に84.90円台まで再び上昇しています。目先は直近高値を超えてゆけるかが焦点です。既に日足の一目均衡表で三役好転が点灯していることから、突破できれば上値余地が拡大する公算です。

ただし、高値更新に失敗する場合や、更新直後に力尽きてしまう場合は、反落に対する備えも必要となります。目先はこうしたリスクシナリオを頭の片隅に置きつつ、上値を試す動きが先行しやすいと見ます。


(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/27の10:56現在)

○上値目処
まずは、6/20高値(85.077円)が焦点です。突破すると上値余地が拡大する公算であり、目先はボリンジャーバンド+2シグマ(85.390円)や2/16高値88.177円-4/19安値81.495円の下げ幅61.8%戻し(85.624円)が機能するか注目です。これらを突破すると3/16高値(87.493円)まで主だった目処が見当らないため、86円超y度などの心理的節目が機能するか注目されるでしょう。

○下値目処
84円台後半に週足の一目均衡表の基準線(84.836円)や月足の一目均衡表の基準線(84.819円)、26週線(
84.774円)などがあり、注目です。下抜けてしまうようならば反落局面に入る可能性があります。その場合は200日線(83.521円)や20日線(83.466円)などが位置する83.50円前後がサポートとなるか注目です。

○上値目処
85.077円(6/20高値)
85.390円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
85.758円(3/31高値)
85.624円(2/16高値88.177円-4/19安値81.495円の下げ幅61.8%戻し)
87.493円(3/16高値)

○下値目処
84.836円(週足の一目均衡表の基準線)
84.819円(月足の一目均衡表の基準線)
84.774円(26週線)
84.546円(5/2高値)
84.494円(日足の一目均衡表の雲上限)
84.419円(6日線)
84.007円(日足の一目均衡表の転換線)
83.879円(5/25高値)
83.711円(75日線)
83.521円(200日線)
83.466円(20日線)
83.434円(日足の一目均衡表の基準線)
83.428円(週足の一目均衡表の転換線)
83.402円(6/12高値)
83.348円(13週線)
83.083円(日足の一目均衡表の雲下限)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/27 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/27 火)

  ----------6/26ドル円相場概況--------------------- OP 111.247HI 111.943LO 111.192CL 111.865 東京市場は 、動意に乏しく111.20-30円台で膠着したが、欧州市場に入ると、原油高・株高を背景に上昇を開始。111.70円台まで上昇してNY勢の参入を待つ展開。NY市場では、弱い米耐久財受注に111.30円台まで反落する場面もあったが、株価が底堅く推移する中、円売り主導で切り返すと111.943円まで上昇して約1カ月ぶりの高値を付けた。 -----------6/26主な出来事---------------------------- 08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15-16日分)「出口への関心が高まっている背景には、日本銀行の資産規模拡大もあるが、景気が改善していることが大きく影響している。今後、景気改善が続くもとで、市場の不安を高めることがないよう、金融政策運営の考え方について、しっかりと説明していく必要がある。」 17:00 (独) 6月Ifo景況感指数 115.1前回114.6 予想114.5  19:20 メイ英首相、北アイルランドの民主統一党(DUP)との間で(閣外協力に)合意 21:30 (米) 5月耐久財受注 (前月比)-1.1%前回 -0.8%→-0.9%予想-0.6%  (米) 5月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器)+0.1%前回-0.5% 予想+0.4%   24:44 ドラギECB総裁・政策金利は成長回復のために低い必要 ------------6/26株式・債券・商品----------------------
  ---------6/27きょうの注目材料------------------------- <国内>特になし <海外>07:45    NZ5月貿易収支17:00    ドラギECB総裁、講演17:05    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演19:00    カーニーBOE総裁、半期金融安定報告書公表後に記者会見22:00    米4月ケース・シラー住宅価格指数23:00    米6月消費者信頼感指数23:00    米6月リッチモンド連銀製造業景気指数24:00    ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演26:00    イエレン米FRB議長、講演26:00    米5年債入札(340億ドル)  --------6/27きょうのひとこと------------------------- 昨晩のNY市場は、ドル高・株高(ナスダックは小幅安)・債券高(金利低下)のミニ・トリプル高という商状でした。その背景はいまひとつはっきりしませんが、上半期末に向けたポジション調整的なショートカバーが主流だったのではないかと見ています。原油相場の上昇もそんなムードだったように思います。そうした中、ドル円の下方向への圧力は低減したと見られますが、上昇気流が発生したと判断するのはまだ早いと感じています。 本日もよろしくお願いいたします。   
トルコリラ/円、2年5カ月ぶりに200日線突破 ブログ

トルコリラ/円、2年5カ月ぶりに200日線突破

トルコリラ/円は今月7日に30.70円台まで下押した後は堅調に推移。26日の欧州市場序盤で31.90円台まで上昇して、2015年1月末以来初めて200日移動平均線を突破しています。


(上記トルコリラ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/26の17:44現在)


週足では約2年ぶりに13週線が26週線を上抜くなど、2年以上ほぼ一本調子で下落していた相場が反発局面に入りつつあります。


(上記トルコリラ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/26の17:42現在)


上昇トレンドが継続するかは、5月に付けた直近高値(16日の31.997円)を突破できるかが焦点となるでしょう。もし超えられるようならば、目先は週足の一目均衡表の雲下限(今週は33.006円)に向けた一段高も考えられます。


(上記トルコリラ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/26の10:58現在)
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今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、手がかり材料難の中で値幅はわずか20銭弱に留まりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

6/26(月)
17:00☆6月独Ifo景況感指数
21:30☆5月米耐久財受注
24:00  ドラギECB総裁、講演
26:00☆米2年債入札(260億ドル)

6/27(火)
07:45  5月NZ貿易収支
※☆は特に注目の材料

本日は米国で5月耐久財受注が発表されます。国内総生産(GDP)の主要な要素でもある設備投資の先行指標である事や、経済指標としては比較的ぶれが大きい事などから、足元のこう着感を打破できるか注目です。事前予想は前月比-0.6%、輸送用機器を除くと同+0.4%となっています。